「大江戸バロック ルクレールの愉しみ」:多彩にして難しい……ヤツ
演奏:桐山健志、大塚直哉&大西律子
会場:日本福音ルーテル東京教会
2022年9月26日
既にコンビを組んで長~い二人による大江戸バロック、諸般の事情によりなんと2か月ぶりに行ったコンサートとなった。
鉄壁コンビにさらに大西律子が客演で参加してルクレールとなれば、聞かずばいられないのよ(>O<)
プログラムは4巻あるソナタ集から各1曲ずつ、それ以外のトリオの演奏を3曲というものだった。
こうして聞いてみると、ルクレールのヴァイオリン曲は数が多くしかもヴァラエティに富んでいるのだなと実感する。技巧を重視した部分、かと思えば美メロが登場する甘美な流れ、生き生きとした掛け合い……など様々な面を聞くことができた。
それも桐山氏の着実な弓さばきがあってのことだろう。またそれに大西氏が細かく多彩な色どりを添えるのであった。
かようにルクレールの新たな面を発見することができたコンサートだった。とことん満足できた💯
でもセンスとテクニックがないとつまらない演奏になってしまう難しい作曲家なのかも、とも感じた。だから実演ではあまり聞く機会がないのかしらん(^^?
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