今さらながら2022年を振り返る
2022年はもはや記事の更新が全く追い付かない状態。それというのも、持病の悪化で入院するとかしないとかでもめたせいもある。結局入院せずに済んだのだが、何の予定も立たずやる気も起こらずかなりのストレスとなった。
コンサートのチケット買っても入院したら無駄になる。映画ならそんなこともないけど、公開予定を眺めてもその時に見に行けるか分からない。
つくづく健康は大事✨--肝に銘じましたよ(><)
【映画】
話題作・超大作の類いはほとんど未見のまま。結局10作選べなかったというふがいなさである。
なんとなく見た順。
*『シチリアを征服したクマ王国の物語』:特に前半がぶっ飛んでいる。
*『スティルウォーター』:あらすじ聞くと実際見るとじゃ大違い。もし一本選ぶとしたらこれか。身にしみました。
*『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』:まだまだ続くよ音楽ドキュメンタリーの攻勢。リンダ像を大いに訂正してくれた。
*『FLEE フリー』:99%はつらいがラストシーンが良い。
*『PLAN75』:現実の日本でもプランがもうすぐ始まりそうです(*^^*)
*『モガディシュ 脱出までの14日間』:全部乗せ特大大盛り、ごっつぁんです。
*『NOPE/ノープ』:とにかく変なのは間違いない。
*『バビ・ヤール』:突然出現する「ウクライナにユダヤ人はいない」の一節にガ~ン😱と衝撃を受けた。
*『キングメーカー』:政治内幕ものと見せて実は違った。対照的な二人の男たちの💫(以下略)
上記以外にパゾリーニの旧作を見て脳ミソがバクハツ状態\(◎o◎)/!となった。もっと早く見ればよかった。
★部門賞
*監督賞 ジョーダン・ピール(『NOPE/ノープ』)
*俳優賞 マット・デイモン(『スティルウォーター』):今まで見損なっててすいませんでした<(_ _)>
レスリー・マンヴィル(『ミセス・ハリス、パリへ行く』)
*ネコ賞 ソックス(『バズ・ライトイヤー』):正確にはネコロボだけどニャ🐾
*悪役賞 ティモシー・スポール(『スペンサー ダイアナの決意』)
*予告賞 『ハウス・オブ・グッチ』:本編より予告の方がずっと面白かった。
*最凶邦題賞 『愛すべき夫妻の秘密』:見ると確かにそう付けたくなる気持ちは分かるが、もう少し何とかしてほしい。
*ちゃぶ台ひっくり返し賞 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(のエンドロール始まってすぐの追加シーン)
この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解)
【コンサート】
*『《ラ・ペッレグリーナ》のインテルメディオ』
*『Sacrum et Profanum 聖と俗の対話』
*『大塚直哉レクチャー・コンサート バッハ"平均律"前夜』
*『ヘンデル 王宮の花火の音楽』
*『ヘンデル シッラ』
*『カヴァリエーリ 魂と肉体の劇』
*『レゼポペ』
*『リュリ アルミード』
チケットの値段とコンサートの満足度は決して比例しないことをよーく感じた年だった。
【その他】
*『ガラスの動物園』(新国立劇場):生イザベル・ユペールの包丁ぶん回し演技を見られてヨカッタ。それ以上にあの銀色に輝くガラスの動物たちとドレスが忘れられぬ。
*ゲルハルト・リヒター展:実物を見なければ何も分からない感が高かった。顔をくっ付けそうになるほどに凝視した。
閑古鳥が鳴く当ブログではありますが、昨年一年間で一番アクセスが多かったのは『ハスラーズ』の感想だった。なぜ2年も前の記事で大したことは書いてないのに……謎❗❓である。
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