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2023年8月

2023年8月26日 (土)

「快楽の庭園 チェコ、クロムニェジーシュ城に響いたバロック音楽」:貴婦人も拝聴、輝ける時代と土地の音楽

230826 演奏:アンサンブル・アカデミア・ムジカ
会場:品川区立五反田文化センター
2023年8月4日

前回の公演に続き「ボヘミアン・バロックを聴く」シリーズ第2弾である。
今回の編成はナチュラル・トランペット×2、ヴァイオリン×2を含む総勢9人に、さらにゲストが3人という豪華出演陣だ。

現在のチェコにあるクロムニェジーシュ城、17世紀後半に音楽に造詣の深い領主がいて各地から優れた音楽家たちを招き、自らの宮廷楽団の活動にリキを入れていたという。そこに残された楽譜コレクションから選んで演奏するという趣向である。
ビーバー、シュメルツァー、フローベルガーなぞはまだ有名どころ。しかしヴェイヴァノフスキー、カプリコルヌス、リットラーとなると……聞いたことナシッ🈚

当時、お城には6~7名のトランペット奏者がいたということで、楽団の中心的存在だったヴェイヴァノフスキーの賑やかにトランペットが活躍する作品から始まった。
シュメルツァーのソナタでもトランペットが超絶的活躍、さらにベルターリでは2本助っ人が加わり弦と管のかけ合いが繰り広げられた。
もちろん前回同様に弦楽器のみの合奏曲もあり。ヴィオラ・ダ・ブラッチョ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネという珍しい編成の「三声のバッロ」、突然に歌手が中途乱入(?)して歌ったビーバーの「夜回り歌」なんてのもあった(歌詞の内容を知りたかったな)。
オルガンとハープという組み合わせのフローベルガーも面白かった。

リットラーなる作曲家のやはり管弦華やかな作品でラストとなった。
あえて知られざる作曲家を選ぶその意気や良し👍 管弦ともに力の入った演奏を楽しめました。


余談であるが、客席に数人の貴婦人がいた(・_・;) 高貴な身分ゆえか演奏が始まっても帽子を脱がなかった。まあ私には直接被害のない位置だったけどさ。ただこれ常識だろう(どこかの大きなホールで帽子を脱ぐようアナウンスを聞いたことがある)。カンベンしてくれ~(>O<)

初めて行ったこの会場、非常に分かりにくい場所にあり地図を眺めてもどう行ったらいいのか分からない。果たしてたどり着けるのかと不安増大するのみ。しかも徒歩15分とか、結構歩くところだ。
会場のそばまで来ると、客とおぼしき人たちがみんなスマホとにらめっこして歩いているので笑ってしまった。

ホール内部はすみだトリフォニーの小ホールに似た構造だった。きれいで音が良いが、段差が少ないので前列にデカい奴が来るとステージの3分の1は見えなくなる恐れあり。あと女子トイレの半分が和式なのも同様だった。同じ時期に建てられたのかな。
とにかく歩いてる途中がものすごい暑さ🔥(ぬるま湯の中を歩いている気分)だったのと山手線が激混みで、それだけで消耗してしまった。

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2023年8月24日 (木)

「TAR/ター」:立てば指揮座れば作曲歩く姿はハラスメント

230824 監督:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット
米国2022年

今年度上半期最大の話題作・問題作なのは間違いなし⚡
ケイト・ブランシェットが、ベルリン・フィル初の女性主席指揮者にして同性愛者、激しい権力志向、セクハラ、パワハラ当たり前という特異な人物を、事前の予想を遥かに超えて見事に体現していた。主人公の秀でた才能(と実は必死の努力も)と共に尊大さ、卑賎さを容赦なく描き出している。
彼女の個人芸をみっちり見せられたという感があり、もう頭からしっぽまでケイト様がギュギュッ🈵と詰まっていると言ってよい。

人事権を振り回し、能力無視でお気に入り奏者をえこひいき、専横のナタで一刀両断、小学生に対しても手心は加えず。返す刀で「差別野郎のバッハの音楽は聞かない」という学生を厳しく問い詰めてとことんやり込める。

だが一筋縄にはいかない。映画としては持って回ったようないわくありげなシーン続出、どうも鼻をつままれたような気分だ。そもそも常に彼女を隠し撮りしているのは誰だ? ラインで悪口書き合っている二人も誰かは明確でない。演出脚本編集映像、何一つそのままには受け取れぬ。頭が混乱してくる。
一体どう見たらいいのか(◎_◎;) そもそも一回見ただけでは分からない(一瞬で通り過ぎる場面が重要だったり)箇所が多数というのもなんだかなー。

ホラーっぽいのも余計に混乱に拍車をかける。幽霊やら怪奇現象が主人公の混乱による幻影でなくて、実際に出没しているという設定ならもはや何でもありだ。
そのせいか、人によって解釈が様々に分かれる。いや、見た人の数だけ解釈はあると言っていいだろう。

そもそも敵が多いうえに、栄光の極みでキャンセルカルチャーがらみで失脚する。その没落後の描写に結構時間をかけているのに驚いた。これが鼻持ちならない横暴な中年男だったらラストシーンは皮肉だと思えるが、ブランシェット扮する主人公はあまりに魅力的なのもあって、どん底を脱した前向きな結末に見える。

ラストをアジア蔑視、ゲーム音楽差別と見る人も多いようだ。しかし、それまでを思い返してみると指揮者と演奏家(あと作曲家も)の中だけで展開して「聴衆」は登場しない。なにせ冒頭のインタビューで「リハーサルですべて完成してしまう」と語っているぐらいだから、本番の演奏で聴衆がどう反応しようと関係はないのだ。
作曲家-指揮者-演奏家で成立する閉ざされたサークル--しかしラストで初めて聴衆が登場するということは、主人公にとって新たなフェーズに入ったことを示している。過去の因縁の堆積、栄光と失敗の歴史などからほぼ逸脱しているジャンルと聴衆だからこそ新しい未来は可能となる🌟と思えた。

変な映画に違いないが面白かったのは確か。158分もあっという間だ💨 ただトッド・フィールド監督の作品は初めて見たが、他のも見たいという気にはあまりならなかったりして……。
ケイト・ブランシェットは実際にオーケストラを指揮したり、バッハをピアノで弾きながら講釈したりと驚くべき役作り。さらにほぼ画面に出ずっぱりだが全く飽きさせない。
最終的にアカデミー主演女優賞を取り損ねた問題については、たとえ神技に近い怪演といえどアカデミー賞の性格上、投票者が「ケイトはもう既に貰ってるし、これからもまたチャンスがあるはず」と考えてミシェル・ヨーに投じても仕方ないなと思う。私だってそうしたかも。

また、クラシック音楽についてのウンチク話や議論がかなり多かった。指揮者論に始まり、音楽と時間の関係、過去の作曲家についてなどやたらと長く語られる。クラシックファンが食いつきそうな内容なのだが、燃え上がっているのは映画ファンの方が圧倒的に多かったのは不思議だ。
クラシック音楽業界の歴史というかゴシップというか、あまり詳しくないのでこちらのブログ評はかなり参考になった。過去の指揮者の因縁、レコード蹴っ飛ばし場面の意味、英国音楽は下に見られている、などなど。

そして問題の「バッハは20人も子どもを産ませた差別主義者だから作品を聞かない」である。まあ、わざと分かりやすくバカバカしい例を選んだのだろうと思うけど(^^;
この発言した学生への攻撃を主人公はやり過ぎだという意見を幾つも見たが、冗談ではない。私だったら廊下の端まで投げ飛ばしてやる~(`´メ)
バッハ先生の名誉のために、同時代作曲家の子どもの数を調べてみた。正直言って作品数はあるが実際の子どもについては記述のないものが多い。

テレマン10人、ドメニコ・スカルラッティとブクステフーデ5人、シュッツとラインケン2人。ヘンデルは諜報活動にいそしんでいたためか0人、あとヴィヴァルディもなし--って一応カトリックの司祭だから当たり前か。
ということでバッハの20人はさすがに多いという結論になる。もっとも最初の奥さんと添い遂げてたらこんなに多くはなかったと思うが。
そんなことを言ったら、今の世に8人目の子どもができたと発表したジョンソン元英首相はどうなる。ミック・ジャガーも8人いるらしいがあくまで公称で、はて実際は😑

それと現在だって子どもが多くても犯罪にはならない。一方、ジェズアルドなんか浮気した妻と相手の男とついでに自分の子どもまで殺害している。現在の日本の基準で言えば死刑間違いなし(゚д゚)! でもジェズアルド作品は普通に聞かれてるよねー。


今回他の人の解釈を知りたくて色々と検索したが、文章よりYouTubeでの動画投稿で語っている人が遥かに多いのに驚いた。米国からスクリプト取り寄せてまで分析している人がいたり。
もはやテキストベースで周回遅れで映画の感想書いている時代ではないのね(+o+)トホホ 自らの無知を反省である。

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2023年8月15日 (火)

「正義の弧」上・下

230815 著者:マイクル・コナリー
訳者:古沢嘉通
講談社文庫2023年

刑事ハリー・ボッシュシリーズ、ここ数作は若い女性刑事レネイ・バラードと「共演」へと舵を切ってきた。果たして警察ミステリーで主人公の代替わりとかあるのだろうか……などとヤキモキしていた。
しかも前作出た時から「次は衝撃的展開に」などという噂が巷で囁かれているではないか。「衝撃的」ったらそのなんだあれか?あれなのか(>O<)イヤーッと恐る恐る読み進めたら予想の一部は当たり、一部は外れた。

前作ではもう警官なんかやってらんね~💥とブチ切れたバラード刑事だったが、独自に未解決犯罪事件捜査を担当できることになり、ボッシュをボランティア扱いで担当班に引き込む。しかし猛犬老いたりとはいえ頑固は変わらず、リードを引きちぎってあらぬ方向へ行くので苦労は絶えないのであった。
他にもメンバーがいる上、資金確保のために各方面に宣伝アピールも欠かせず、中間管理職の大変さがひしひしと--って、捜査官としての才能の無駄遣いのような気がしなくもない。

その上、ボッシュの頑固爺ぶりも半端ではない。彼も昔は若手にはあれをこうやって教えようとか色々と工夫したり、捜査班のチーフになったりしてたんじゃなかったっけ❔(記憶うろ覚え)
そこら辺の主人公の老化現象も忌憚なく描かれている。

余談だけど未解決犯罪事件捜査って、現在では実際は地味~な作業が中心なように思えた。DNA再分析とか家系図調査とか……。TVドラマにもなっているものの、本当は劇的展開というのは少ないのかも。

訳者あとがきにもあるが、第1作が1992年。私もずーっとリアルタイムで読んできた。ハードボイルド・ヒーローが歳月と共に老いていく(&頑固者になっていく)過程を目の当たりにするという体験をしたことになる。
私も一緒に歳を取りました(+_+)ショボショボ
他の小説でそんなに長く読み続けたものはない。もっともマンガなら珍しくはないか。『ガラかめ』が最たるものだろう。

思い返せば、その当時は海外ミステリーブーム。シリーズ物がかなり多く出版されて書店の棚をにぎわしていたが、ブームが去ってすっかり読めなくなってしまった。本国で終了した作品もあると思うが、いつの間にか続きが日本で訳されなくなり消えてしまったという印象である。
そんな中で出版社が変わっても(初期は扶桑社から出ていた)継続して読めたのはありがたい✨の一言だ。
とはいえ第1作『ブラックハート』上巻が544円、本作上巻は920円。価格の上昇も無情である。

訳者あとがきによると次に予定されているのは「リンカーン弁護士」シリーズらしいが、バラード物の続きもぜひ頼む(-人-;) アマゾンでTVシリーズが始まるのならそれに合わせて一冊出してほしいところだ。


さて、小説の原題となっていて作中に登場する「デザート・スター」という花、写真を見たいと思って検索したらサボテンみたいなのが出てきて驚いた。作中の描写と全然違う。どうも日本語ではうまく検索できないようだ。……というか日本には存在してないのかな?
あとがきにある名称をアルファベットで入力したら出て来た
それともう一つ、重箱の隅つつきみたいだけど、邦題の「弧」は正義のことではなくて「宇宙」のことじゃないの❗❓(つまり宇宙が正義に向かって弧を描いていく)

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2023年8月11日 (金)

ヘンデル「トロメーオ」:英雄来たりてお嬢様燃ゆ

230810 主催:日本ヘンデル協会
音楽監督・演出:原雅巳
会場:東京文化会館小ホール
2023年7月29日

日本ヘンデル協会主催のヘンデル作オペラシリーズ、コロナ禍で中断していたのが復活したということで非常にメデタイ。(前回の感想はこちら

ヘンデルがこのオペラを作ったのはロンドンで大活躍中の時期、新作も次々発表され--それらの中に埋もれてそうなのが本作である。
エジプト王の座をめぐるお家騒動という内容で、主人公となるプトレマイオス9世ことトロメーオ(中村裕美)はクレオパトラの祖父にあたるとのこと。登場人物は5人だがドラマとしては今一つスッキリせず分かりにくい。さらに仮の名前を名乗ったり本名になったりするので誰だか混乱しちゃうのであった。

なんとなく連続TVドラマシリーズが第4シーズンあたりで陥るグダグダぶりを連想した。
王座を狙うはずの王の弟(新田壮人)はいい人過ぎて葛藤をもたらさず。それよりもキプロス王の妹(小倉麻矢)が悪女……というより、あまりに「タカビーなお嬢さま」(死語)なので笑ってしまった。トロメーオを見てなんとなく俊寛を連想してしまったのはナイショである。

とはいえそれとは関係なく、音楽面で泣かせどころのツボをついてくるヘンデル先生の手腕は確実だった。
オーケストラはコンマスが大西律子なのは以前と変わらないが、メンバーはかなり交代して若返ったもよう。
一部分、照明のタイミングがずれたりハプニングが起こったりしたのは多分猛暑のせいということですね(^o^;)

このシリーズ、現在では珍しい当時の様式での上演を追及している。希少価値なのでこれからも長く続いてほしい。
なお、自由席だったのが指定席になったのはヨカッタ(^^) これまでは開場時間の前から長蛇の列ができていたのがなくなった。もっとも指定席だと気づかず、他人の席に座ってた人もいたみたいだが……。
復活ついでにブラボー✨も蘇ったようで、メデタイことである。


ところでこの小ホール、いつも行くと疑問に思うんだけど客はあの「坂」を上るしか入場できないのだろうか? 足の悪い人には無理なのでは。今回は坂を車椅子押している人を見かけた。しばらく前に改装工事してたけど、エレベーターとか構造的に設置できなかったんですかね。
昔の建築は外見のデザイン的にはいいけど、バリアフリーに関しては大きな問題ありが多いようだ。

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2023年8月 6日 (日)

「モリコーネ 映画が恋した音楽家」:見てから聞くか、聞いてから見るか

230806 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:エンニオ・モリコーネ
イタリア2022年

最初は見る気がなかった。なぜかというと157分⏩という長尺だし、モリコーネが担当したような昔のイタリア映画はほとんど見てない。トルナトーレ監督の『ニュー・シネマ・パラダイス』だって未見なのであーる。
しかしあまりに絶賛評を多く見かけたので行ってみた。

その結果、なるほどこれは映画館で鑑賞するのがデフォルトだと納得した。だって映画音楽なんだもん(*^▽^*)
そしてタイ焼きのように頭からシッポまでモリコーネとその音楽がギュッと詰まっている印象である。堪能しました♪

ドキュメンタリーとしては本人や周囲の人々のインタビューで彼の経歴をたどっていくわけだが、最初から順風満帆なわけはない。音楽学校へ行ったものの就職口がなく、クラブやキャバレーで演奏したり編曲したり。
映画音楽の世界へと進むも、当時は低級な音楽とされていたため恩師と疎遠になる。売れっ子になって様々な作風で実験的な試みをしたり、と思えばまたオーケストラ路線に戻したり。
色々と事情あってキューブリックとの仕事を逃したのは残念無念とのこと。もし仕事してたら二人でチェスを指したかな。

というようないきさつを実際の音楽と共にたっぷりと見せて聴かせてくれるのだった。
私は未見の作品があまりに多くて反省。本作を見た後に『ミッション』をようやく鑑賞した。本人は絶対にアカデミー作曲賞を獲得すると確信していたのに、なぜか取ったのはハービー・ハンコックという……❗❓

非常に多くの人々が彼について語る中、パット・メセニーが何度も登場してて、彼がモリコーネに傾倒しているのを初めて知った。同じような方向の音楽を目指しているらしいこともだ。
メセニーの音楽はガチなジャズからオーケストラを付けたような作品まで多種多様で、チャーリー・ヘイデンとのアルバムではカバーしてもいるが、取り上げたからと言ってそこまで傾倒しているとは思わなかった。
しかしそういわれてみれば納得である。

近年、音楽ドキュメンタリーが次々と公開されているがその中でも見ごたえ聞きごたえ大いにありの一作だろう。

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2023年8月 1日 (火)

「大塚直哉レクチャー・コンサートin埼玉会館 1」:三種の神楽器

230801 バッハ家の音楽帳より
演奏&お話:大塚直哉
会場:埼玉会館小ホール
2023年7月23日

ただ今改修中のさいたま芸術劇場から舞台を移して、シリーズ再出発の第1回目である。埼玉会館に行ったのは十ウン年ぶりぐらいかな。
テーマは現存するバッハ家の3冊の音楽帳。有名なのは「アンナ・マグダレーナ」のためのものだがこれは2冊あり、さらに「ヴィルヘルム・フリーデマン」も1冊あるとのこと。多分他の子どもたちの音楽帳も作られたと考えられるが、散逸したらしい。

それらに収録されているバッハの曲や他の作曲家の作品、さらに「これもバッハ家で演奏されたかもよ🎵」な曲をナオヤ氏がポジティフオルガン・チェンバロ・クラヴィコード--と三台鍵盤を並べて弾きまくった。
バッハ自作は「インヴェンションとシンフォニア」や「フランス組曲」など。他にクープラン、マルチェッロ、シュテルツェル、ペッツォールト作品。

また、前半ではカメラで楽器の内部や仕組みをさらにチェンバロの裏側(下側)まで映して詳細解説というサービスもあった。なかなか普段は下側なんかは見られません(さすがに装飾はなかった(^^;)。
外は暑かったけど、盛りだくさんでしっかりと楽しめた。
今回も満員御礼🈵らしいが、やはりチケ代2500円という安さゆえだろうか。

ただ会場はどうも多目的用に作られているらしく、音響的にさすがにクラヴィコードを聞くのは厳しかった(;^_^A 音楽専用のさい芸の時はもっとよく聞こえていたのだから、やはり専用ホールは違うということだろう。

セット券ですでに次回のチケットもゲット済み。色々な種類のオーボエやガンバが多数登場するらしい。


終演後帰ろうとしたら、浦和の街は夏祭り中。お神輿が何台も渋滞してて駅に向かう道(大して広くない道なんだけど)がふさがれて渡れねえ~っ💢
仕方なく遠回りをして裏道から帰った。暑くて人が多いしマイッタ(@_@;)

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聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2023年8月編

個人の好みで適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。

*3日(木)「音楽堂 室内オペラ・プロジェクト」プレレクチャー オペラ「ジュリオ・チェーザレ」の魅力(藤原一弘):神奈川県立音楽堂ホワイエ
*4日(金)快楽の庭園 チェコ、クロムニェジーシュ城に響いたバロック音楽(アンサンブル・アカデミア・ムジカ):品川区立五反田文化センター
*5日(土)真夏のバッハ8 オルガンで聴くチェンバロで聴く(大塚直哉ほか):ミューザ川崎シンフォニーホール
*  〃  バッハ カンタータBWV147ほか(酔藝楽士団):タワーホール船堀
*8日(火)井上玲リコーダーリサイタル1:鶴見区民文センターサルビアホール音楽ホール
*  〃  パリのソナタ(宇治川朝政ほか):としま区民センター小ホール
*11日(金)イタリアへの憧憬 18世紀ロンドンのイタリア趣味(鷲見明香ほか):今井館聖書講堂
*18日(金)サンドーニ!マンチーニ!ボノンチーニ! イタリアとロンドンの魅惑のカンタータたち(イル・メルロ):ガルバホール
*25日(金)鳥のさえずりに誘われて 歌と器楽によるイギリスの古い調べ(染谷熱子ほか):日暮里サニーホールコンサートサロン

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