「大塚直哉レクチャー・コンサートin埼玉会館 1」:三種の神楽器
バッハ家の音楽帳より
演奏&お話:大塚直哉
会場:埼玉会館小ホール
2023年7月23日
ただ今改修中のさいたま芸術劇場から舞台を移して、シリーズ再出発の第1回目である。埼玉会館に行ったのは十ウン年ぶりぐらいかな。
テーマは現存するバッハ家の3冊の音楽帳。有名なのは「アンナ・マグダレーナ」のためのものだがこれは2冊あり、さらに「ヴィルヘルム・フリーデマン」も1冊あるとのこと。多分他の子どもたちの音楽帳も作られたと考えられるが、散逸したらしい。
それらに収録されているバッハの曲や他の作曲家の作品、さらに「これもバッハ家で演奏されたかもよ🎵」な曲をナオヤ氏がポジティフオルガン・チェンバロ・クラヴィコード--と三台鍵盤を並べて弾きまくった。
バッハ自作は「インヴェンションとシンフォニア」や「フランス組曲」など。他にクープラン、マルチェッロ、シュテルツェル、ペッツォールト作品。
また、前半ではカメラで楽器の内部や仕組みをさらにチェンバロの裏側(下側)まで映して詳細解説というサービスもあった。なかなか普段は下側なんかは見られません(さすがに装飾はなかった(^^;)。
外は暑かったけど、盛りだくさんでしっかりと楽しめた。
今回も満員御礼🈵らしいが、やはりチケ代2500円という安さゆえだろうか。
ただ会場はどうも多目的用に作られているらしく、音響的にさすがにクラヴィコードを聞くのは厳しかった(;^_^A 音楽専用のさい芸の時はもっとよく聞こえていたのだから、やはり専用ホールは違うということだろう。
セット券ですでに次回のチケットもゲット済み。色々な種類のオーボエやガンバが多数登場するらしい。
終演後帰ろうとしたら、浦和の街は夏祭り中。お神輿が何台も渋滞してて駅に向かう道(大して広くない道なんだけど)がふさがれて渡れねえ~っ💢
仕方なく遠回りをして裏道から帰った。暑くて人が多いしマイッタ(@_@;)
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