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2023年9月29日 (金)

「大貫妙子コンサート ピーターと仲間たち」

会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
2023年8月21・22日

これまでは大貫妙子のライブに行ったのは、コンサートホール系の会場ばかりだった。昨年の人見記念講堂もそうである。アコースティック系のプログラムなら当然そうなるが、昨年のはバンド形式だった。
今回は恵比寿のライブハウス。ここは初めて行った--というかそもそもあまりライブハウス自体行かないからなあ。
内容とメンバーは昨年と重なるところが多い。見たのは1日目の方である。

ライブハウスなので当然、ドリンクを買うことになる。ビールは好きじゃないので缶チューハイらしきものを手に取ったらなんとアルコール度5%⬇ ビールと同程度の8%を出せ~、こんなん酒じゃないわい(`´メ) といってもその場では飲まなかったが。

段差のないフロア席だったけど、ちょうど位置が奇跡的に他人の頭に邪魔されたりせず、ター坊が全身バッチリ見られてよかったヽ(^o^)丿 「声はすれども姿は見えず」じゃ価値半減だもんな。

今回も坂本編曲作品が中心で、他の同時代作品も混ぜてという構成。違うのはマネージャーが倉庫などから発掘したオリジナルのテープを元にトラックを新たに再生ということらしい。テープといっても専門の特殊なのものなので、そもそもかける機械がもう残っていないとか。このマネージャー氏もステージ中央に陣取っていた。
サウンドもコンサートホールとは違って、ライブハウス用に立体的に構築されていた。

サブタイトル通り1曲目は「ピーターラビットとわたし」から開始。中盤で「幻惑」と「
Volcano」をやってくれたのは嬉しかった。
「Rain」って『ブレードランナー』に触発されて作った曲だとこの時初めて聞いて驚いた。知らなかったですよ……(^^;ゞ ファン失格かしらん。

そして終盤にハプニング発生💥 ター坊がアンコールで出てくると、なんと!「すーてきなこにであえるよ~」と大声で歌いだしたヤツがいたのである。
ご本人の前で……一体何者(-ω- ?) 酔っ払ってないとできない所業である。
しかもター坊は「曲名なんだったかしら、忘れちゃった」としらばっくれたという😶

アンコール2曲目は教授の曲で「泣いちゃうかも」と前置きしたが実際に涙、涙💧であった。(翌日はちゃんと歌ったとのこと)

80~90年代の作品中心だけど新しいエネルギーに満ちていた。客席も盛り上がり、陶酔の2時間弱だった。

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