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2024年5月

2024年5月31日 (金)

「異人たち」:彼岸で待つ

240531 監督:アンドリュー・ヘイ
出演:アンドリュー・スコット
イギリス・米国2023年

*後半にネタバレ感想があります。
原作小説も大林版も未見である。ストーリーを読んでもピンと来ず、あまり期待しないで行った。
主人公は40歳代ぐらいのゲイの(「クイア」というべきか)シナリオライターで高層マンションに一人で住んでいる。しかし冒頭からなんだか棺桶に半分足を突っ込んでいるような雰囲気が漂っている。
なにせ部屋数は多いのに人が住んでいるのは2部屋だけなのだ。こんなんでエレベーター動かしたり廊下の照明とか維持費を賄えるのか(?_?)などと余計なことを考えてしまう。

男はそのもう一人の住人の若者と知り合うが、彼もまたゲイである。となると他の住人の不在とはすなわち、彼ら二人がマイノリティとして逆に他の住人から見えていない、ということを象徴的に表しているとも受け取れる。

彼がかつて生まれ育った家を訪ねるとそこには子どもの頃に死別した両親の幽霊がいた!……そこからノスタルジーと感傷が色濃い領域へと入っていく。
二人と語り合うことを通して数十年間の時代のギャップと主人公の抱いていた孤独感がさらに浮かび上がる。眠れなくなった彼が子ども返りして当時のパジャマを着て両親のベッドへ潜り込むくだりは、冷静に横から見れば笑ってしまう構図なのだがそうはならない。
ダンスフロアで踊っても楽しくない。消え去った日々を思い起こし彼が常にメソメソしているので、見ている私までメソメソしてしまう(> <。)ウウウ

メソメソしているのは彼だけでなくなぜか若者もだ。もはや何が幻想で現実なのかさえ曖昧になってくる。
性行為シーンが過剰だという意見を見かけたが(途中で客が一人出て行った)、私もそれを感じた。しかし逆に現実味が曖昧だからこそそういう表現を取ったのかもと思う。つまり失われた生の証しである。

色彩は常に沈鬱。「現代」の二人の服装が全くもって日常的で冴えず、さらにヨレヨレしているのが印象的だった(あそこまでヨレているのはなかなかないのでは)。
登場人物が4人限定だからこその凝縮されたような、こごったような、閉じられた世界の表現が極められていた。俳優たちもそのアンサンブルを完璧にこなしていた。

しかし「星になる」シーンは正直唐突過ぎて理解できなかった(・・?
なんだと思ったら挿入歌として使われているフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの曲のヴィデオ・クリップを引用したものらしい。内容はイエス・キリスト誕生のエピソードを描いていて、羊飼いたちが輝く星を見るのだ。その光景である。
私は「リラックス」みたいな曲しか知らず、まさか彼らがこんな宗教色の強い歌(しかも「愛」をうたった)を作っていたとは思わなかった。でも、知らない人には分からないよね……❔

分かるところあれば不可解なところもありという映画だった。見てて終始メソメソしちゃったけど。
監督の前作『荒野にて』はかなり気に入ったが、『さざなみ』はまだハードディスクに死蔵されたまま😱 早く見なくては!


    ★★ネタバレ注意★★


以下、終盤についてのネタバレ感想を書きます。
未見・未読の方は注意。


終盤に至って、実は若者も幽霊だったことが判明する。二度目に会った時には既に亡くなっていたらしい。腐敗した遺体となって発見される。
故郷の町で過去の幽霊と会い、現在のマンションでも幽霊と愛し合う。4人中3人はみなあの世とは……(~_~;)

それどころか見終わった後にさらに恐ろしい考えが浮かんできた。
もしかして主人公も死んでいてマンションの部屋の中で腐っているのではないか💥
彼は冒頭で原稿を書き進めず悶々としている時にはもう死んでいる。それ故、彼は故郷でもマンションでも生きている人間ではなく自分と同じ死者としか出会えない(道理で住人が二人しかいないわけだ)。
そのような死の世界を彼はさまよっている。

陰々滅滅、孤独もここに極まれりである。原題の"ALL OF US STRANGERS"とはそういう意味か。
そう思うとますますジワーッと来て泣けてくるのだった(T^T)ウウッ

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2024年5月22日 (水)

「ミュージアム・コンサート 藤木大地&大塚直哉」:桜満開なれどパンフは薄く

240521 東京・春・音楽祭2024
会場:国立科学博物館日本館講堂
2024年4月7日

今回唯一のハルサイ参加。
サブタイトルに〈「イタリア古典歌曲集」へのディスカヴァリー〉とある。そもこの曲集は声楽レッスン用として非常にポピュラーなものらしい。歌手志望なら誰でも通る道ってことなのかな(詳細を知らず)。

ということで、その「イタリア古典歌曲集」を原点に戻って作曲された当時の形と精神をよみがえらせ、カウンターテナー藤木大地が歌うという趣旨のコンサートである。取り上げたのはカッチーニの定番「アマリッリ」、チェスティ、カルダーラなど15曲。アンコールはヘンデルだった。

合間には共演の大塚直哉によるチェンバロ・ソロが演奏された。いずれも曲集に入っている作曲家の作品である。さらに加えて、大塚氏の細か~く行き届いた解説✨もあった。

正統的なイタリア歌曲の歌唱を堪能できた。会場は藤木氏のファンと思われる女性が多数だったもよう。
その割には開演前に「出演者二人とも知らない」と話してる人もいた。歌曲集を自分で歌ったことがあり懐かしいという人なのかな。
講堂は古めかしい造りで曲の雰囲気にピッタリであった。

開演前に「現在写真撮影は不可です」とスタッフがわざわざ言って回ったのだが、「不可」じゃなくて「可」に聞こえるため撮影を始める人が続出した。「今は撮影できません」って言えばいいのにさ(=_=)

ハルサイの無料配布のパンフもすっかり薄くなってしまった。コンサートの一覧が載っているだけだ。QRードで見ろといってもロクな解説は書いてないのだった。何事も不景気ですのう。


終演後は科学博物館の海生無脊椎動物展にそのまま入れたが、若いカップルと子連れ家族で大混雑なので早々に退散した。皆さん元気~。
外の上野公園も人だらけで満開桜を見るどころではなかった(;^_^A

この日は同じ時間にもう一つ行きたいコンサートが重なってて涙💧であった。こういう時は先にチケを買った方に行くしかないのよ。

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2024年5月20日 (月)

実録女の肖像・その3「ティル」

240520 監督:チノイェ・チュク
出演:ダニエル・デッドワイラー
米国2022年

配信スルーになりそうだったのがめでたく劇場公開された。
「エメット・ティル事件」というと公民権運動前(1955年)、黒人少年がリンチされて殺害された--という一行分ぐらいでしか知らなかった。しかしこれを見ると事件発覚前と発覚後も、裁判中にも色々とあったのがよーく分かった。
黒人人権団体もこの事件をアピールして地位向上を……みたいな計算が先に来てた節もあり。さらには母親の個人的なスキャンダルが書き立てられたりと、一筋縄ではいかない状況だったようだ。

それにしても当時のミシシッピ州恐ろし過ぎよ。裁判所内には黒人用の傍聴席はない(完全立ち見)。真実を証言したら町から逃走しなければならない。

基本線は、少年のひどい遺体写真をあえて公開した母親に置かれている。彼女を最初から聖母マリアと重ねているように思えた。事件の前から母親は悲劇を予兆しているように常に悲しみの表情を浮かべ、さらに息子の遺体の接し方にも宗教画を連想させるところがあった。
それゆえにマリア様中心の絵画の如く、演じるデッドワイラーに寄りかかり過ぎになった感がある。
脚本のせいか劇中でどれくらい時間経過したのかよく分からなかったり、母親の意識変化のどの部分を強調したかったのか不明瞭に思えた。
一方、衣装やセットのデザインはよかった。壁紙を思わずしげしげ観察したり(^^)

デッドワイラーはオスカー主演女優賞候補は確実と言われていたのに、諸般の事情ではじき出されてしまったのは残念だった((+_+))
なお、プロデューサーをやっているウーピー・ゴールドバーグが特別出演している。最初、見ても分からなかったりして……。
あと公式HPや映画サイトの情報がかなりいい加減だった。なんとかして~💢

 

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2024年5月18日 (土)

「イタリアの香り リコーダーとリュートが奏でる17世紀の音楽」:東京の下町に流れるよ、ヴェネツィアの響き

240518 演奏:向江昭雅&佐藤亜紀子
会場:マリーコンツェルト
2024年3月14日

リコーダー向江、アーチリュートとテオルボ佐藤による、ルネサンス期及び初期バロックのイタリア器楽曲の演奏会に行った。シリーズらしいのだが、私は今回が初めてである。

作曲家はフレスコバルディ、メールラから始まり、デ・セルマとかモンタルバーノなど初めて聞く名前も複数登場した。
主にソプラノリコーダーを使用して前半はアーキリュート、後半はテオルボと合奏するという形だった。途中で佐藤亜紀子の新アルバムからピッチニーニの独奏曲の演奏もあった。

向江氏は明晰かつ揺るぎのない演奏で、会場の壁の性質のせいか耳にガンと響くほどである。
リュート、テオルボの方もよく音が届き、この会場でソロコンサートを聞いてみたいなと思った。クラヴィコードでもよく聞こえそうなほどだ。
ピッチニーニの独奏曲のうち前半に弾いたのはやたら難しそうな作品だった。なぜ人は弾きにくい曲に挑むのか? それはそこに曲があるからさ<`~´>などと考えたりして。
なお佐藤氏のお衣装、菜の花の配色で春っぽくて素敵でした✨

1630年前後に亡くなった作曲家が多いのはペストが流行ったせいだとか。カステッロなんて29歳ですよ💨
それからリコーダーは当時の楽器は残っていない、というのも初めて知った。フルートだと残っているよね。同じ木製なのに何故かしらん(?_?)
現在、オリジナル楽器とされているのは、当時の教本に載っている指使いでその音が出るように20世紀になってから作り上げたものなのだそうだ。古楽歴××年。恥ずかしながら初めて知りましたよ……。

全体的にプログラムの構成は奇抜に走るわけではなく、良く練られた印象だった。
会場の周囲は日暮里のサニーホールと争うほどの下町度を誇っている(^▽^;) すぐ近くの河岸には桜並木が続いていて花見の季節はにぎわいそうだった。一升瓶必携よ🍶

 

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2024年5月14日 (火)

実録女の肖像・その2「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」

監督:マルジャン・サトラピ
出演:ロザムンド・パイク
イギリス2019年
WOWOW視聴

キュリー夫人と言えば子どもの頃に偉人伝で読んだなあ、ぐらいの知識で見てみた。
頑固、不愛想、妥協を知らず、研究一番、愛してはいるが夫は二番2️⃣……。
えー、こんな人だったのかと驚いちゃう。偉人伝とは程遠いような人生である。これほど不倫スキャンダルや誹謗中傷にまみれていたとは知らなかった。お子ちゃま向けの伝記本にはとても書けません。

しかし、そんな常道外れの女性だからこそロザムンド・パイクは好んで演じているようである。以前の作品で実在の報道カメラマンに扮した時もそんな印象だった。
全体の構成としては、彼女の研究の功罪を示す後世の史実の場面(放射線治療とかヒロシマなど)が中途で突然挿入されるのにはとまどってしまう。
考えてみると、キュリー夫人でさえこれなのにオッペンハイマーの伝記映画で何も出てこないというのは確かに問題かも。

とはいえ音楽の使い方も突飛で、イメージ映像のようなものも出てくるし、最近の伝記ものはこんな感じなのが流行りなのだろうか。
とりあえず子どもの頃に「世界の偉人」を読んで終了したような人に推奨したい。
アニャ・テイラー=ジョイが娘役で特出している。

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2024年5月13日 (月)

「ナポリの『ペトリッロ』」:めざせ!40周年

240513a 新発見のマルキテッリのトリオ・ソナタ作品
演奏:アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア
会場:今井館聖書講堂
2024年2月23日

4人組もはや今年はなんと結成20周年とのこと。メデタイぞ🎊

ペトリッロことピエトロ・マルキテッリは16世紀末から17世紀前半にナポリで活躍したヴァイオリニストとのことである。その腕前の優秀さはコレッリさえもすごすごとローマに帰らせたという逸話があるくらいだそうな。

この日は新発見された彼のトリオソナタ5曲が披露された。日本初演である。かなり劇的な作りで弾くもよし聴くもよしといった曲調だった。こんな作曲家もいたのか(・o・)という印象。さすがナポリである。
名前は知られてないけれど、これからもっと作品が取り上げられるようになるといいですね(^^)b

休憩なしでササっと終わる予定だったようだが、毎度のことながら渡邊孝の話が止まらなくなりそうな瞬間があり一部の人間をヒヤヒヤさせた💦(夕方の回もあるので延ばせない)

現在、日本で暮らしているのは懸田貴嗣だけということで、他のメンバーはコンサートやるにも行ったり来たりするのは大変そう。でも結成30周年さらには40周年まで頑張ってください(^O^)/

なお、この日使用のチェンバロは神社の廃材🔨を使って作られたものとのこと。大中小3台作られて「神社三部作」と呼ばれているそうだ。
しかし私の脳内には「団子三兄弟」ならぬ「鍵盤三兄弟」という言葉が浮かび上がってきたのであったよ……。

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2024年5月10日 (金)

実録女の肖像・その1「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」

240510 監督:オリヴィエ・ダアン
出演:エルザ・ジルベルスタイン
フランス2022年

シモーヌ・ヴェイユというと哲学者の?と思い浮かぶが、この映画の主人公は同姓同名らしくフランスの保健相として活躍しさらに女性初のEU議長となった人物である。全く知らなかった(!o!)

1974年に怒号飛び交う国会で中絶法を通し、刑務所内での囚人の待遇改善やエイズ患者救済など功績は数知れず。
その背景にはユダヤ人収容所での壮絶な体験がある。その描写がまた半端なものではない。女性の収容者の忌憚ない体験談は珍しいかも。長年に渡り記憶に苦しめられるのも納得の恐ろしさだ。しかも一番恐ろしいところは描けなかったのではないか……。
さらに、フランスに生還しても収容所サバイバーは無力な者とされ、「なかったこと」にされてしまうコワさよ😑

彼女の数々の功績と収容所体験、みっちり描けば140分になってしまうのも仕方ないだろう。
だが、あまりにも複数の時代を頻繁に行き来するのでかなり混乱。人物が多くて誰が誰だか分からなくなってしまう。

それから、家庭で夫を支えてきた彼女が突然法律を学ぼうと決意する、その大転換のきっかけが何なのかが分からなかった。肝心なところなのだけど全く説明や描写なしだ。
どうもずっとそこが引っ掛かってしまった。

当時のフランスでも「中絶を合法にしてしまったら次は同性婚が来るぞー」なんて反対勢力がいる状況、今の日本と似てるじゃないですか(・・;)
でも逆から見れば、あと50年経てばさすがに日本も改善されるということ。だからみんな頑張るんだヽ(^o^)丿
まあ、私は生きてないけどな💀

「フランスに最も愛された政治家」ってサブタイトルはおかしくないか? 「フランスで」じゃないのね。
父親はフランスを愛したのに、その後の行く末を考えると相当に皮肉ではある。

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2024年5月 7日 (火)

「アブソリュート・チェアーズ」

240507a 会場:埼玉県立近代美術館
2024年2月17日~5月12日

県民の義務として行ってきました(^O^;
そもそも椅子の所蔵が多い近美、いろんな椅子が展示してあるのかなと予想してたら、思いのほか椅子の概念に迫る内容であった。

既存の椅子を使用した作品、椅子を描いた平面作品、新たに作った変わりダネ椅子、椅子の存在を問うもの、椅子に関する報道写真なども。車椅子を使ったプロジェクトと映像記録もあった。
240507c 椅子と権力についての考察が語られているが、それなら排除ベンチをもう少し深掘りしてほしかった。

古いものはデュシャン、草間彌生、岡本太郎など。実際に座れるものも多かった。岡本太郎は当然ながら座りにくい椅子。とりあえず座面が凸面なのは尻痛物件である。
不用品を利用して大きな缶に丸太をギッシリ詰めたヤツは、実際座ると痛そうで痛くなかった。

透明な樹脂に椅子の形にナフタリンを封じ込めたものが面白い。封入口のシールを剥がすとナフタリンが蒸発しちゃうらしい。240507e
「終の棲家」というタイトルの段ボール製ベンチあり。名前など個人データを書きこむ項目が印刷してある。そのまま棺桶になるのであろうか😑
工藤哲巳というアーティストがフランスに招かれた時に、イヨネスコにムカついて作ったインスタは怒りが爆発していてド迫力だった。

240507f 階下のコレクション展では所蔵椅子を一挙公開していた。折角だから企画展に来た人をもっと誘導するようにすればいいのに。気付かないで帰ってしまった人も多いのではないか(?_?)
こちらの展示作は座れないが上階のロビーに置いてあるものは座れる。この日も長いソファ(一応コレクションの一つ)240507b に、数人がぐたーっと休んでいた。

帰りに公園の芝生に一つ設置してあるカプセルハウスを近くでよーく眺めて帰った。


240507g

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2024年5月 1日 (水)

聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2024年5月編

個人の好みで適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。
小さな会場は完売の可能性あり。ご注意ください。

*4日(土)ハインリヒ・シュッツの音楽4 白鳥の歌(サリクス・カンマーコア):台東区生涯学習センターミレニアルホール ♪9日公演もあり
*10日(金)ルカ・マレンツィオ 6声のマドリガーレ 金子浩氏を偲んで(ラ・フォンテヴェルデ):としま区民センター多目的ホール
*11日(土)トランスフォーメーション 分割×変奏(上村かおり&西山まりえ):今井館聖書講堂
*12日(日)有元利夫をめぐるバロック音楽とピエロ・デラ・フランチェスカの時代のルネサンス音楽(中島恵美ほか):松川ボックス ザ・ミラー
*17日(金)モンセラートの朱い本・聖母マリアの頌歌集(アントネッロ):東京カテドラル聖マリア大聖堂
*18日(土)コラールカンタータ300年1(バッハ・コレギウム・ジャパン):東京オペラシティコンサートホール
*18日(土)・19日(日)チェンバロの日!2024 フランス特集(松本記念音楽迎賓館)
*23日(木)2本のリコーダーとヴァイオリンで紡ぐ 18世紀ドイツとフランスのバロック音楽(木の器):日本ホーリネス教団東京中央教会
*  〃   トリオ・ソナタの系譜 イタリアからフランスへ(本村睦幸ほか):鶴見区民文化センターサルビアホール
*25日(土)・26日(日)ヘンデル デイダーミア(二期会):目黒パーシモン大ホール
*27日(月)バッハ ヴァイオリンとチェンバロのための音楽1(若松夏美&大塚直哉):ルーテル市ヶ谷ホール
*29日(水)平崎真弓&ロレンツォ・ギエルミ オール・バッハ・プログラム:東京文化会館小ホール ♪28日に別プログラム公演あり(こちらはTV収録あるそうで)
*30日(木)ドルチェ・メロス(ラ・ガラッシア):日暮里サニーホールコンサートサロン
*31日(金)ヘンデル アレクサンダーの饗宴(大野彰展ほか):五反田文化センター音楽ホール
*  〃   ヴェルサイユの華 マラン・マレ生誕を祝して(品川聖ほか):スペース415

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