「ビウエラとウード」:お代わりお願いします
本来はアルゼンチンのギタリストを招いて行うはずだった公演、なんと相手が怪我で来日できず急きょ内容を変更したものである。それでも満員御礼だった。
ゲストはソプラノの柴山晴美である。
前半はウードを使用して、500年も前にスペインから離散したユダヤ人であるセファルディの歌を取り上げた。内容は恋愛歌とグラナダ陥落を嘆く歌だった。
合間にはつのだ氏が昔イスタンブールに行った時にセファルディの末裔に出会った話が出た。
後半はビウエラに持ち替えて、独奏曲とスペインのロマンセ(伝承歌謡)という内容だった。ビウエラの演奏はなんと言っても珍しい。実演はなかなか聞けるものではない。
二人による長めの楽器・作品・タブラ譜の解説もあり、100人以下のこじんまりした会場(椅子は狭かったが)にふさわしい親密さがあった。
休憩時にはドリンクサービスがあって、おいしいワインを頂きました(^O^)/ 不景気なご時勢の中、ありがたいこってす。冷たくてお代わりしたかった~🍷
なお、つのだたかしのステージに行ったのは1年数か月ぶりだったがますます老人力が増強していた💫
*共演者の名前をド忘れ。
*楽屋に忘れ物を何度も取りに行く。
*進行の台本があるのだが何度も脱線して長引いてしまう。
*滑り止めの布を度々落とす。
*休憩後に自分もワインを飲みたかったと客に愚痴る( ̄▽ ̄;)
などなどだったが演奏の腕は変わらないので、また次回もお願いします。
↓本来の公演内容
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