今さらながら2024年を振り返る
ますますブログを書く精神的余裕がなくなってきて、映画評に関してはツイッターXには短い感想を書いてから、そのまま放置というパターンが多くなってしまいました。やはり気力と共に脳力も落ちているのでありましょうか。
それでもコンサートの感想はなんとか追いついたので、2025年は映画の方も頑張りたいもんです。
【映画】
話題作・大作はかなり見てません(堂々と断言)。そのせいか昨年、一昨年同様9作品しか決められず。10作目を決められないので次点を二つ選ぶことに💦 『デューン2』は「まだ続く」状態なので保留。リンクが付いていないのは近日中に感想を書く予定です。
順番は見た順です。
『アメリカン・フィクション』:配信スルーは残念。
『美と殺戮のすべて』
『ソウルフル・ワールド』:字幕版があったらそちらで見たかった。
『人間の境界』
『関心領域』
『密輸1970』
『夜の外側』
『シビル・ウォー』
『ソウルの春』
【次点】『アイアンクロー』『HOW TO BLOW UP』
★部門賞
*監督賞 マルコ・ベロッキオ(『夜の外側』):同じ題材に歳月を経て今また再び挑戦。これを執念と言わずしてなんでありましょうか。
*俳優賞
ザンドラ・ヒュラー(『関心領域』『落下の解剖学』)
ウィレム・デフォー(『哀れなるものたち』)
*悪役賞 ファン・ジョンミン(『ソウルの春』):トイレの場面に参りましたm(__)m
*新人賞:ドミニク・セッサ(『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』)
*音楽賞 マルクス・ビンダー(『クラブゼロ』):グイグイ詰められます。
*動物賞 『ソウルフル・ワールド』のネコ:その正体は!?
*HOTな弁護士賞 スワン・アルロー(『落下の解剖学』):HOTです🔥
*最凶邦題賞 『こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語』:無理しなくても普通に「アル・ヤンコビック物語」でいいと思いまーす。
*ちゃぶ台ひっくり返し賞 『マダム・ウェブ』:まるで消化試合のようにやる気が一つも感じられない。新人のライターがこんな脚本持って行ったら投げ返されるような内容。詰まらないとかいう以前にあきれた。
《この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解です)》
★その他トピック
*今に始まったことではないが、アマプラの字幕がひどい。なんとかしろ~(`´メ)
*『インサイド・ヘッド2』の上映時間を間違えたことを発端として、猛暑&高湿度の中8月の銀座の街をさまよう羽目に……。なぜこんなことになったのか。
*『Xエックス』シリーズの3作目の日本公開はどうなったんでしょうか。米国では7月ごろにもうやっているんだよね。もしかして、すごくつまらないとか(?_?)
【コンサート】
今年は体調不振のため全体的に行った回数が少なかった。今年も復活できるか不明。
シャルパンティエ 牧歌劇「花咲ける芸術」
「Ut/Faコンサート2024 18世紀のフランス音楽」
「アルプスを越える天才たち」
BCJ秋祭り「ミサ曲ロ短調」「祝祭のオール・バッハ・プログラム」
「マドリガル・コメディ」
「イタリア・バロックを歌う」
最近、古楽系の演奏を聞いてきて思ったのは当時の精神や感覚を追及するような演奏が存在するということ。いにしえの時間線に立って遠い時代の距離を遡っていく。
それらはスター演奏家が魅力を発揮するというようなあり方とはまた異なるものだ。また、現代の要素を取り入れれば先鋭的なわけではない。(どちらかが良いという意味ではない)
……などとシミジミ感じているのであります。
事件としては新大久保から東京中央教会へ行くのに迷って変なオジサンに遭遇したこと。東京コワイよ~💥田舎モンは来ちゃいけないよ~(^◇^;)
【録音部門】
もっぱらCD沼より拾い上げて旧作を消費していた。比較的新しいものは、
ザ・スマイル『カットアウツ』
ロバート・グラスパー『イン・ディセンバー』
ホセ・ジェイムズ『1978』
ラ・ヌオヴァ・ムジカ『ヘンデルズ・アンサング・ヒーローズ』
グランドラヴォア『無より』
長年放置していたアナログ盤を遂に全て処分完了。一番高かったの『風街ろまん』(はっぴいえんど)であった。別に保存状態が良いわけではなかったのだけどね(?_?)
【その他】
「三島喜美代 未来への記憶」(練馬区立美術館):歳を取るにつれて作品が巨大にパワフルになっていくのに感心した。
なお昨年一年間で一番アクセスが多かった記事はなぜか『「アンテベラム」:パニック!逆襲の奴隷農園(仮題)』でした。
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