これも見たぞドキュメンタリー編・その3「戦雲(いくさふむ)」
南西諸島で進む軍事化のここ数年を映像で記録した作品である。そして合わせてそこに生きる忘れがたき住民たちの日常も紹介するという内容。埼玉から東中野まで遠征して見に行った。
ゴルフ場の跡地や採石場は要注意である。防衛のためだけのはずがいつの間にか弾薬庫ができ、キャタピラならぬタイヤを付けた戦車や「マルに火」標識の輸送車が一般道路を走る。住民の意見が様々に交錯するがそれに関係なく事態は進む。
私は未だ沖縄のことをよく知りませんでしたm(__)mスイマセン
自衛隊の担当者が有事の際には島民をちゃんと移送する、見捨てることはないと誓っていたが……どうですかね(疑り深い)。上から命令が来たらそんなことは反故だろう。
それにしても、一部の反対運動は抗議ではなくもはや「祈り」の領域になっていることに衝撃を受けた。
やはりちと長い気がした(132分)。監督(過去に『沖縄スパイ戦史』を作った)はもっと長くしたかったぐらいらしい。しかし、話がそれぞれの島をめぐって行ったり来たりするので混乱してしてしまった。私が老化現象なのかな(^^?
カジキマグロ漁のおじさんが面白かった。足をぶっ刺すカジキマグロがコワ過ぎだーっ🐟
キックボクサーを目指す元気な小学生の男の子、望みがかなうといいね。
地域別にカヌーで競争する祭り(自衛隊員も参加)では、わざと途中で舟を転覆させてまた漕ぎ直すという種目に驚いた。なんという奇天烈さ。これも伝統なのか?
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