「コンセール・スピリチュエル パリに集った名手たち」:名演復活
古楽21世紀シリーズ8
演奏:寺神戸亮ほか
会場:オペラシティリサイタルホール
2025年2月25日
昼の回に行った。18世紀パリで開かれていた人気コンサート・シリーズを再現。今、目の前に(耳の前に?)鮮やかに当時の響きが蘇る💖という趣向である。取り上げた作曲家はテレマンをはじめルベル、ギユマン、ラモー、ブラヴェという顔ぶれだった。
当時大人気だったテレマンは2曲(アンコールも)演奏。ルベルは寺神戸氏のビブラートのかけ方(?)のせいか妙にひずんで揺らいで聞こえる。そこが面白かった。ギユマンはフルートとヴァイオリンの掛け合いが蝶の如くヒラリヒラリと絡み合っていた。
個人的に気に入ったのはブラヴェのフルートソナタだった。
4人のアンサンブルは鉄壁でゆるぎなし。ベルサイユとは異なるパリの軽妙洒脱な雰囲気が伝わってきた。
曽根麻矢子のチェンバロはピカピカと光輝く陶器みたいな美しい装飾✨で目がくらんだ。曽根氏所有の特注品で愛称「白様」とのこと。
この「古楽21世紀シリーズ」は前回はラモーとルクレールでしたな。また次回もよろしく(^O^)/
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