「4声マドリガーレの変容」:時代の流れるままに
演奏:ラ・フォンテヴェルデ
会場:ハクジュホール
2025年6月14日
この日のコンサートもなぜかまたも雨であった。
16世紀前半から約100年間に渡るマドリガーレの潮流を作品でたどるという内容で、初期のアルカデルト、デ・ローレ、ラッソ、マレンツィオ……と時代が進むうちに、歌詞・曲共に複雑に変化していく。そのことを実感できるプログラムだった。
ネンナという作曲家はジェズアルドの下にいたそうだが、時代的にも押し詰まってかなり複雑化した作風となっていた。
しかしオペラの台頭でマドリガーレの流行も終了したとのこと。
それにしても「不安定なこの世は、年を取ればとるほど悪くなっていく」とは……現代でも当てはまり過ぎて数百年も昔の歌とは思えませぬ。
4人のコーラスは完璧に響き渡り心地よかった。その中で上尾直毅がギター弾いている時にドンドコ音が響いてくる。なんと脇にバスドラム?を置いてペダルを使って足で叩いていたらしい💥
どうせならそのバスドラをチェンバロの下に置いて、鍵盤弾きながら叩いたらいいのではないかと思ったが、大きくて下には入らないようだった(^^;
やはりパーカッション入ると調子が違う。次回は何が飛び出すか上尾氏には大いに期待である。
雨のせいかやや空席あり(特に前列の方)。地道なプログラムだったためだろうか。
次回はマドリガル・コメディの『パルナソスの山巡り』とのことで、楽しみ♪ 過去に藝大の学生たちが上演したのを見たことがある。
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