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2026年8月10日 (月)

「絞首台のある庭 私立探偵マニー・ムーン」

260810 著者:リチャード・デミング(田口俊樹 訳)
新潮文庫2026年

原著は1952年刊。義足の私立探偵のシリーズ2冊目が早くも出版された。一作目は中短編集だったのでこちらもてっきりそうだと思って読み始めたら、どうもテンポが違う。「ん?これってもしかして長編では」
で、よくよく見たら帯にちゃんと「シリーズの初長編」と書いてあるじゃないですか。トホホである。

長編とはいえ密度が濃い。資産家一家の邸宅で不吉な事件が次々と起こる。狙いは莫大な額の遺産の相続人か。
エラリー・クイーンかヴァン・ダインかと思わせつつも、一方で怪しいチンピラ出没、派手な銃撃戦に立てこもりあり、とハードボイルドの要件もばっちり揃い、長編でもさらにてんこもり感がすごい。ラストはやはり一同を集めての謎解きとなる。
読後感は満足の一言であった💖
それにしてもラスト2ページの衝撃にはビックリ。これは並大抵ではない。一体どうなってんだーっと心の底から叫びたい(^O^)ワハハ

次の「このミス」でも上位に入るだろう(昨年は1位)。週刊文春のベストでは5位だったが、さすがにそれよりは上に来るんじゃないの。

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