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2026年9月21日 (月)

「トイ・ストーリー5」(字幕版):たとえ「∞」になろうとも

監督:アンドリュー・スタントン
声の出演:トム・ハンクス、ティム・アレン
米国2026年

遂に5作目に突入……だが「蛇足」とまでは言わないけれど「スピンオフ」とか「番外編」という言葉が頭をよぎるではないか。
いわばお茶っ葉を出して出し尽くした後にまだ「もう一杯いけるかなー」と急須にお湯を注いでみる印象である。出がらし感ありまくり。

今回の主役はジェシー。今いる家の少女ボニーの部屋に新たに子ども向けタブレットが導入される。オールドなおもちゃたちは見向きもされなくなってしまう。この新たな危機に際し、前回で野良生活を始めたはずのウッディが戻ってくる。
で、復帰したのはいいけれど、ヤツはいてもいなくても同じじゃね(^^?と思えるのはどうしたことよ。バズに至っては中身空っぽ度がさらに増して一体どうなってるのかと思わざるを得ない。

ボニーと良い友達になれそうな少女を見つけたジェシーはなんとか二人を結びつけようとするが……別にお見合いの仲人じゃあるまいし、そんな必死にくっ付けようとしなくてもいいんでは?などと次々と疑問が湧き上がってくる展開だ。
そして彼女の過去の持ち主が思い出され、今度は泣かせにかかってくるという次第。
でも一番面白かったのは常連よりも、物置に打ち捨てられたトイレット・トレーニング用の玩具(スマーティー・パンツ、一応デジタル?)のトリオだったな(^O^)

後半は猛烈な追いかけっこもあり。そのあたりは見ごたえあったが、全体的には異性愛規範が強過ぎな話--というのは最近のディズニー作品はみんなそうだから仕方ないけど、女子がみんな結婚式を夢見るかどうかはビミョーである。
内容としては子ども向きというより親世代が見るのにふさわしいものだった。ちょうど「1」を若い頃に見た世代が親になって、身につまされるような印象である。
ともあれ「5」が大ヒットしたから「6」「7」も行けるぜ、となっても仕方ない。もちろん期待はできず。飛べなかったバズが遂に飛べちゃったんだからもはや語るべきこともないだろう。
ランディ・ニューマンの音楽もあまり出て来なくて寂しい限り。もう交代の時期でですかね。

トイレット・トレーニング用の玩具なんてものが存在するとは知らなかった。米国ではポピュラーな物なんだろうか?

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