音楽(ロック、ポップス等)

2022年2月 4日 (金)

「スパニッシュ・ハープと奏でる古のスペイン」:思わぬところで古楽界の先達を知る

220204a 演奏:ラ・フォンテヴェルデ
会場:近江楽堂
2021年12月27日

2021年最後に行ったコンサートだった。
鈴木美登里と4人の男声陣、そして伊藤美恵演奏のスパニッシュ・ダブル・ハープ(初めて見た聞いた)によるスペイン歌曲特集である。

主に民謡・俗謡を元にした作られた世俗歌曲で、ストレートな恋愛歌あれば何やら意味深な曲もあった。曲によって一人背後から歌ったりなど変則的に位置を動かしていたが、この会場だからこその効果だろう。
そして、様々なタイプの曲を独唱そして合唱と自在に歌えるのは芸達者なメンバー揃いゆえでもある。
ハープはスペインでは人気のあった楽器だったとか。その弦の音は力強くかつ美しく、5人の声は近江楽堂の天井を揺るがさんばかりだった。

ホアン・バスケスの「私の愛しい人」というのは恋愛を歌った曲だが、何やら宗教曲のように5人の合唱が完璧にキマっていた🎵
「カッコウ」という曲では明らかに寝取られ亭主が歌われているんだけど、この鳥はそういう象徴なんですかね(^^?

220204b 時節柄クリスマスにちなんだような曲もいくつか歌われた。中でもラストに歌われた「リウ、リウ、チウ」は「ウプサラの歌曲集」(1556)からというクレジットがあるけど、私には耳になじみのある曲だった。
なぜかというとカナダのシンガーソングライター、ブルース・コバーンが1993年に出したクリスマス・アルバムに入っていて、何度も繰り返し聞いていたのだった。このアルバムにはスタンダードなクリスマス・ナンバー(「きよしこの夜」とか)が収録されているので、てっきりヒスパニックの間で今でも歌われてる曲なのかなあなどと漠然と思っていた。

が、家に帰ってこのアルバムにある彼の英語のコメント(輸入盤なので)をよくよく読んでみたら大違い(!o!)
録音するにあたり彼が歌詞を確認したら、スペイン人の友人にもよく分からない古い言葉や辞書にもない言葉だったとあるじゃないですか。(その後に歌詞の大意が数行書かれている)
で彼が何からこれを知ったのかというと、1970年代始めに「ニューヨーク・プロ・ムジカ」というグループが出したアルバムを聴いたのだという。調べると、ニューヨーク・プロ・ムジカは1950年代に結成された古楽グループとのこと。そんな昔からやってた人たちがいたんですな。


私は近江楽堂はこの日で聞き納めだった。あくまで休館とのことなので、なるべく早い復活を願っています(ー人ー)
ちゃんと復活してくれるよね……💧

代わりとなる小規模会場というと、スペース415(行ったことない)、霞町音楽堂、ムジカーザ、松明堂(東京からは行きにくいだろう)、日本福音ルーテル東京教会、ルーテル市ヶ谷センターあたりかな。
近ければいいけど、遠い所は遅い時間の公演は避けるかも。
いずれにしろ、我が古楽ライフは大激変であ~る。

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2022年1月 9日 (日)

今さらながら2021年を振り返る

220109a 振り返ったからどうということもないですが、一応振り返ってみるのであります。
最近はブログの更新は完全に追いつかず、ほとんど書かずに飛ばしてしまうという情けない状況になりました。

【映画】
以下に選んだ10本は大体見た順。完成度より個人的好み優先。ドキュメンタリーが豊作年のため多くなってしまった。なお大作ものはレンタルかTVで見ようと思ってほとんど見ていない。
それと老人脳のため1~3月ぐらいに見た作品はだいぶ内容忘れちゃったんで、候補に入れられなかったですよ(+o+)トホホ

「アメリカン・ユートピア」:映画としてというより、そもそも元のパフォーマンスの出来がすごい。
「ライトハウス」:監督は子どもの頃「ブルー・ベルベット」と「時計じかけのオレンジ」を見たそうである。三つ子の魂百までも。恐ろしいね~( ̄д ̄)
「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」:洋楽ファン必見。
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」:DVDスルーはあんまりだいっ。
「コレクティブ 国家の嘘」:あっと驚く展開。実際に起こった事件とはとても思えねえ。
「ほんとうのピノッキオ」:「ピノキオ」って子どもの頃絵本で読んだけど、こんな話じゃなかったはず。
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」:ここ数か月の賞レースに絡むのは必至。
「フリー・ガイ」:このご時勢の中でもポジティブなのが身にしみたです。
「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」:こういうウサン臭い人間がいっぱい登場するドキュメンタリー大好きだーヽ(^o^)丿
「レイジング・ファイア」:年の最後にキタ~ッ💥

★部門賞
*監督賞:今年は該当者なし(> <;)……と思ったけどやっぱりジェーン・カンピオン(「パワー・オブ・ザ・ドッグ」)にしよう。
*男優賞:ベネディクト・カンバーバッチ(「パワー・オブ・ザ・ドッグ」)
 今年は大活躍。「モーリタニアン 黒塗りの記録」の助演も入れたい。(「クーリエ 
最高機密の運び屋」も見たい)
*女優賞:ジョディ・フォスター(「モーリタニアン 黒塗りの記録」)
 もはや貫禄。

*ベスト・カップル:ウィレム・デフォー&ロバート・パティンソン(「ライトハウス」)
*ベスト・アンサンブル:キングズリー・ベン=アディル、イーライ・ゴリー、オルディス・ホッジ、レスリー・オドム・Jr(「あの夜、マイアミで」)
 屋上の場面が男子中学生たちがジャレているようで笑った。

*最優秀悪役賞:ニコラス・ツェー(「レイジング・ファイア」)
*最優秀妹賞:フローレンス・ピュー(「ブラック・ウィドウ」
*最驚キャラクター賞:「ほんとうのピノッキオ」のカタツムリ侍女
*最長脚部賞:ガル・ガドット(「ワンダーウーマン1984」)
 私に3センチぐらい長さを分けてほしい。
 
*最凶邦題賞:「ホロコーストの罪人」
 「最凶」というほどでもないが、原題と似ているようで意味が異なるのでかえって誤解を招く--ということで。

*ちゃぶ台ひっくり返し賞:「プロミシング・ヤング・ウーマン」
 この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解)
これも「ちゃぶ台ひっくり返す」というほどでもないが、全編なんだかなあという内容のため。

★トホホな出来事
入場する時に検温(手首で測るヤツ)したらなんと37.7度❗ ビックリした。とりあえずニ、三分後に測りなおすということで、コート脱いで(暖かい日だった)待ってて再度検温したら、今度は36.5度だった。
……なんなんだよ(--〆)


【コンサート部門】
コロナ禍で外国人演奏家の来日公演は中止になったものが多かった。それでも行った回数は一昨年よりは増えた。
「Vanitas vanitatum 空即是色」
「イタリア~狂熱のバロック歴遊」
「大塚直哉レクチャー・コンサート 6 聴くバッハ、そして観るバッハ」
「フルートとハープ 600年の変遷」
「ソフィオ・アルモニコで綴るアン・ブーリンの音楽帖」

コンサートではないけど
*「一行の詩のために~つのだたかしと望月通陽の世界」
 NHK-BSP「クラシック倶楽部」で放映された番組。音楽、アート、文学の世界が完璧に融合した完成度高い内容だった。また再放送されたら見てくだせえ(^^)

★古楽関係の出来事
*近江楽堂休止
 改修工事とのことで、なるべく早い復活を願っております。
近江楽堂で聴くチェンバロの音は格別のものがあった。最初に楽器から直に発するシンッとした音が届き、それから円形の壁を伝わってボヤボヤと広がるうちに、聞く者の内側で甘美な響きへと変わる。こんな場所は他に知らない。

*訃報・江崎浩司
 年の瀬に流れてきて驚いた。タブラトゥーラでも一番の「若手」だったので全く予想だにせず……💦 このような過去の記事を発見した。この時、ご当人も含めて「2031年」が普通に来ることを誰一人として疑わなかっただろう(T^T)


【録音部門】
発売年に関係なくこの一年間に気に入ったものということで。
*「ラメント」(ダミアン・ギヨン&カフェ・ツィマーマン)
*「ルクレール トリオ・ソナタ集」(ヨハネス・プラムゾーラー&アンサンブル・ディドロ)
*「ジョスカン・デプレ 世俗歌曲集」(クレマン・ジャヌカン・アンサンブル)
*「パレストリーナ 教皇マルチェルスのミサ」(ビューティー・ファーム)
*「ヴェネツィアの鏡」(ル・コンソート)

220109b *「フォー・フリー」(デヴィッド・クロスビー)
*「ワールド・オン・ザ・グラウンド」(サラ・ジャローズ)
*「ゴーン、ジャスト・ライク・ア・トレイン」(ビル・フリーゼル)
 二十数年前のアルバムだけど、あまりに変なジャケット絵に正気が保てず中古盤で買ってしまった(先に音は聞いていた)。ところで「フリーゼル」と「フリゼール」の二種類の読みがあるが、どちらが正しいのかな(?_?)


【その他部門】
「一度きりの大泉の話」(萩尾望都)
 昨年最大の衝撃の書であった。その後も過去の話が流れてきて衝撃冷めやらぬ、である。

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2021年10月22日 (金)

「ルート66を聴く」

211022 アメリカン・ロード・ソングは何を歌っているのか
著者:朝日順子
青土社2021年

ルート66って名前はよく聞くが具体的には……よく分かりません(^^ゞ などと曖昧な知識しかないのだが、シカゴからロサンジェルスまで米国の3分の2ぐらいを横切る道路である。しかし、やがて州間高速道路のインターステイトが使われるようになってさびれてしまったそうな。(ピクサーの『カーズ』の背景はこれなのね)
イメージとしては、時代遅れの「各駅停車」といったところなのだろうか。
そのような道路沿いにミュージシャンたちが暮らし、あるいは移動する中で生まれたロード・ソング、それをたどっていくのがこの本の趣旨である。
著者は滞米歴が長いだけあって、その土地に根差した曲が生まれたエピソードがリアリティをもって浮かび上がってくる。

取り上げられているのは有名どころではドリー・パートン、チャック・ベリー、プレスリー、イーグルス、ボブ・ディランと幅が広い。
中にはオザーク・マウンテン・デアデヴィビルスなんて懐かしい名前も登場する。聞いたのは恥ずかしなから「ジャッキー・ブルー」ぐらいだが、ヒッピー・カルチャーを背景を持ったバンドだったのを初めて知った。

ザ・バンドに関しては、彼らの歌に出てくるような米国像は架空のものだという論(グリール・マーカスの説だとは知らなかった)が定番だが、著者は長い過酷なツアー生活の中でのリアルな体験や感情から生まれたものだとして否定している。
また、レーナード・スキナードのロニー・ヴァン・ザントが「素晴らしい詩人」というのは全くの同感である。「スイート・ホーム・アラバマ」がかつて(今も?)派手に「炎上」したのはその文才だからこそと言えるだろう。

大きな特徴として、一般に無視されがちなボストン、ジャーニーといった「産業ロック」(こんな名称考えたヤツは責任取れ💢と言いたい)のバンドも取り上げているのが嬉しい。

「ビジネスの規模にかかわらず作り手の情熱が無ければ、聴き手は耳を傾けないはずだ」

自宅の地下室で一人で黙々と宅録……というのは今だったら珍しくもないが、トム・ショルツは時代が早すぎた。「天才」とは呼ばれていたものの完全に「変人」扱いされていたよね。
その後のバンドのトラブルは、恐らく彼が地下室で作り出した音楽自体と「個人作業」のイメージのギャップが大きかったことによるものだろうか。

他には、50人しかいない客の前でピアノを弾き語りするレオン・ラッセルを5ドルの入場料で見て、その数年後エルトン・ジョンによってカムバックしたというエピソード。
また、ストーンズのライヴでキースが歌い始めると客のトイレタイムになる(^^;目撃談が印象深い。

中学生の頃から中古盤漁りしてエドガー・ウィンターのファンだった⚡という著者は「筋金入り」という印象である。一方で都会派やパンク、ニュー・ウェーブは興味がないようで、読者を選ぶ本ではある。
似たような内容でフー・ファイターズでが過去に映像シリーズ「ソニック・ハイウェイ」を出している。巡っている土地も結構重なっているのが興味深い。当然、取り上げているバンドは当然異なるが、取材に応じているベテラン・ミュージシャンはこの本にも登場する(例えばドリー・パートン、バディ・ガイなど)。

やはり米国の広大さが音楽の重層性を支えているんだろう。日本だと地域の差はあるとはいえ、そこまで行かないよね。

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2021年9月24日 (金)

「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」:歌と共に時代あり、時代の陰に政治あり

210924 監督:アミール・“クエストラヴ”・トンプソン
米国2021年

ロック年表などというものがあるとしたら1969年の項にはウッドストックの野外コンサート開催と太字で書かれるだろう。
一方、同じ年にこんなことがあったのは知らなかった(!o!) ニューヨーク、ハーレムの公園で6週間にわたり無料コンサートが行われたのだという。しかも映像の記録が残されていたというのに映画にもならず長年放置されていた。
50年ぶりにその「ハーレム・カルチャラル・フェスティバル」の記録を掘り起こしたのがこの映画である。

当然ながらソウル、R&Bが中心だが、日によってはゴスペル、ラテン、ジャズなどとテーマを決めてやったらしい。それだけに多彩なミュージシャンが次から次へと登場する。
そして、参加ミュージシャンの立ち位置の紹介から、さらに当時の社会状況、政治情勢、公民権運動後における黒人の立場の変化、ハーレムという街の特徴を重ね合わせ時代と音楽を浮かび上がらせていく。
合間にその時実際に聴衆だった人々にフィルムを見せた感想や証言が挿入される。

ただし、これはコンサート映画ではない。あくまでも「コンサートについてのドキュメンタリー」なのでご注意あれ(^^)b
なので、最初から最後までかかる曲はほとんどないし、多くは曲にかぶせて回想や説明が入る。内容が政治や黒人社会に重点を置いているのは、それこそがこの無料コンサートが行われた重要な要因であり、果たした役割だからである。

そんな中で見どころ聴きどころは、マヘリア・ジャクソンとメイヴィス・ステイプルズ(若い)怒涛の共演。迫力のあまり聞いてて椅子ごとひっくり返ってしまいそう。
ザ・フィフス・ディメンションは白人グループと誤解されることが多かったので、ぜひ出演したかったらしい。こんなカッコエエとは知らなかった。
スティーヴィー・ワンダーは天才ぶりを思うままに発揮している。これでまだ19歳とは信じられねえ~。既に大成している。ファンは必見だろう。

個人的には終盤のスライ&ザ・ファミリー・ストーンとニーナ・シモンが嬉しかった。
司会がスライたちの名前を出すとドッと聴衆がステージ前に押し寄せる(予定時間通りに始まったのかな?)。やはり突き抜けて先鋭的だ(でもなぜドラムが斜め読み向き?)。
もちろん当時同じようにファンク・サウンドを追及していたミュージシャンはいただろうが、グループが白黒男女混成というのは珍しいし(当時、ブラックパンサーから「なんで白人入れてるんだ」と非難されたとか)、煽っているようなクサしてるようなひねくれまくって360度一回転しちゃうような歌詞も好き✨

ニーナはピアノ弾き語りの毅然とした迫力に思わず拝みたくなっちゃう。アジテーションか音楽か、そのスレスレなまでに混然一体となったメッセージの強烈さが突き刺さる。ラストの詩の「朗読」にもグルーヴあり。
なお、エンドロールの後にオマケがあるのであわてて席を立たないように(^^)

これほどの無料コンサートを6週間も続けられたというのは、よほどの企画力というか資金集め能力がなくてはできないだろう。いくらコーヒー会社を後援につけたとしてもどうやったのかしらん?と謎に思っていたら、たまたま読んだ『ルート66を聴く』(朝日順子)という本にこう書かれていた。

「アメリカの市町村主催の音楽フェスは、無料か格安で参加できるものも多い。シカゴで参加したブルース・フェスティバルやゴスペル・フェスティバルは無料だった。」

な、なるほど……だからNY市長も出てきてたのか。日本では考えられない事である。


ところで、この映画を見て「音楽に政治を持ち込むな」と批判した人がいたそうだが笑止千万である。
音楽の方で政治を避けても、政治の方は決して音楽を見逃してくれないのよ💨

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2021年4月 5日 (月)

「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」/「ラスト・ワルツ」再見:共同幻作

210405「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」
監督:ダニエル・ロアー
出演:ロビー・ロバートソン
カナダ・米国2019年

ザ・バンドについては完全に門外漢だけど見に行っちゃいましたよ。
ロビー・ロバートソンが過去を振り返るドキュメンタリーである。

自らの生い立ちから始まり、ロニー・ホーキンスのバンドに参加、レヴォン・ヘルムと知り合って独立してバンドを結成し、やがてボブ・ディランのツァーでバックを担当する。
御存じの通り、このツァーはどこへ行ってもディランがブーイングでヤジり倒された。彼らにとっても本当に嫌でストレスだったのが語られる。レヴォンに至っては途中で逃走してしまった(ーー;)

アルバムを出して人気を得るものの、その間に自動車事故が起こったり、酒とドラッグでツァーが崩壊状態になったりして、ロビーはもうバンドとして続けていくことができないと思うようになる。そして解散へと心が傾いていく。
当時の映像が全て残っているわけではないが、写真などでうまく繋いでいるのでインタビュー中心でも飽きることはない。

間にホーキンス、スプリングスティーン、クラプトンなどが出てきてザ・バンドへの愛を語る。ピーター・ガブリエルが登場したのは驚いたけど、名前が出るまで誰だか分らなかったというのはヒミツだ(;^_^A
笑ったのはクラプトンで、彼らの音楽を聴いて大感動して参加させてくれと頼んだが断られたそうな。
スコセッシも数回出てくる。映画の話より、当時のザ・バンド自体についての言及が多い。

しかしこれはあくまでもロビーの語りである。今でも存命しているメンバーは他にガース・ハドソンだけで、しかも彼のインタビューはないのだ。
「兄弟」であった男たちの絆が崩壊し『ラスト・ワルツ』に至って終了する--という、ある種感傷的な流れで物語としてうまくまとまっているが、まとまり過ぎの感がある。
ファンの人はどう思うのだろうか。

『ラスト・ワルツ』からのコンサート映像も使われている。おかげでもう一度見たくなった。私が見たのは昔に一度だけで、共演してたミュージシャンのこともろくに知らなかった頃である。
ザ・バンドというのはあの時代では特殊な立ち位置で、比べられるのはリトル・フィートぐらいしか思いつかない。今だったら、ルーツ・ロックとかアメリカーナとか分類されるかもしれないが。
それと5人編成のロックバンドでキーボード2人というのも珍しくないか!?


「ラスト・ワルツ」
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ザ・バンド
米国1978年

というわけで結局また見てしまった『ラスト・ワルツ』である。ツ〇ヤでレンタルしたらちょうどケーブルTVで放映していた。トホホ(+_+)
もっともDVDには特典のコメンタリーや映像が付いている。
前に見たのはどうもリバイバル上映で1999年らしい。それでも20年は経過しているわけだ。

今回改めて驚いたのは歌詞の字幕が付いてないことである。最近のコンサート映画は付いていることが多い(『ザ・バンド』でも同じ演奏場面にはあった)。ファンは分かっているからいいだろうけど、私のような門外漢にはキビシイ。
それどころか曲名も途中に出さない。エンドクレジットにまとめて記されているだけだ。

一度通して見てからコメンタリー付き(しかも2種類ある)で飛び飛びに見直したりして2倍以上の時間かかってしまった。何をやっているんだ(~_~;)

ゲストでまだ若くてツルピカのジョニ・ミッチェルが登場している。思わずそこは二度繰り返して見てしまった。
ニール・ダイアモンドは他の出演陣に比べると完全に「外様」で、公開当時「場違い」みたいな言い方をされてたのを思い出した。ロビーの人脈で出演したらしいが、確かに微妙な距離感である。

ヴァン・モリソンは激熱のパフォーマンスをやってみせた。なのに、あの変な衣装はなんなのよ(?_?)……と思ったら、2種類のコメンタリーともこの衣装のことを触れてたので皆同じに感じるらしい。
ボブ・ディランについては撮影しない約束で弁護士が見張っていて、撮り始めると猛抗議してきた。それを、ビル・グラハムが会場から叩き出したという話には笑った。
当時の撮影スタッフのコメントではスコセッシが相当に細かくうるさくて辟易してたらしいのがうかがえる。

以前見た時には印象に残らなかったが目を引いたのは、インタビュー場面でリック・ダンコがフィドルを小脇に挟むようにして持って弾いてみせたことである。当然弓は上下垂直に動かす。こんな弾き方があるのかとビックリした。
これじゃ、ルネサンスやバロック期のような昔に楽器をどんな持ち方してたかなんて、今では完全には分からんわなあ。

見直してみて、スコセッシはロビー・ロバートソンを主演に据えた映画(テーマは有終の美学✨)を作りたかったのだなあ、と思ってしまった。コンサートの準備段階から関与していたというのだからなおさらである。もうこれは「共作」と言っていい。ドキュメンタリーでありながら「虚構」のような。
そうしてみると『ザ・バンド』の方は、結局そのテーマをさらに後から補強する役目を果たしているようである。
問題は他のメンバーが解散を考えてなかったということだわな💥
とすれば、40年後のロビーの語りは「弁明」とも受け取れる。

後に知られるようになったことだが、ライブ場面の音はほとんど後から差し替えやタビングしてあるらしい。あちらのコンサート映画では珍しくないことだそうだ。
差し替えてないのはレヴォン・ヘルムとマディ・ウォーターズだけとのこと。
マジですか(!o!) ますます虚構味が……💦

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2021年2月24日 (水)

「メイキング・オブ・モータウン」:音楽と産業、その深い仲

210223c 監督:ベンジャミン・ターナー
出演:ベリー・ゴーディ、スモーキー・ロビンソンほか
米国・イギリス2019年

米国はデトロイトの地に発するモータウン・レーベル。創始者ベリー・ゴーディJr.がスモーキー・ロビンソンと共に爺さん漫才して笑わせつつ、その音楽とビジネスの歴史を語るドキュメンタリーだ。
ゴーディが頑固オヤジ風なのに対して、ロビンソンの喋り方がなんとなくオネエっぽいせいもあって対照的でいいコンビである。
テンポよく進み……進み過ぎて全く知識のない人には付いていけない可能性はあるけど面白かった。

基本的には「光と影」ではなく「光と光」を描いている。ヒット曲を製作する方法をデトロイトの自動車工場から学ぶという発想が語られる。
また天才少年時代のマイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーの映像が登場し、その輝きには目がくらむ。
一方、あの悪評ふんぷんだったダイアナ・ロス主演『ビリー・ホリディ物語』は名前が出て来たと思ったら、瞬時に通過であった。

70年代以降になると駆け足になってしまったのは、いかに「産業」を目指しても時代の変転についていくことは難しかったためか。それとも発祥の地デトロイトを離れたためだろうか。
それにしてもようやく今になってマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」をしぶしぶ認めるとはゴーディもとんだ頑固者である。

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2021年2月21日 (日)

「真夏の夜のジャズ」:真昼のヨットハーバーにモンクの硬質なピアノが流れるのだ

210223a 監督:バート・スターン、アラム・アヴァキアン
米国1959年

コンサート映画の名作としてよく知られるドキュメンタリー。これで4回目のリバイバル上映だそうだ。ジャズは門外漢なので今回初めて見た。
1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバルに加え、同時期に行われたヨットのレース場面、そして風光明媚な港町の光景が並行して(バラバラに)収められている。

一番驚いた点は「なぜにチャック・ベリーが出ているの?」である。当時だとまだジャンル分けが緩いのだろうか。バックのベテラン・ジャズミュージシャンたちがノリノリで共演している。特にクラリネットのソロのおじさんがド迫力の吹きまくりだ🎶

その後のチコ・ハミルトンは一転して情念と沈思渦巻く演奏を展開して、これまた引き付けられる。それから昼間の緩い時間に登場したアニタ・オデイが強烈だった。
ルイ・アームストロングやマヘリア・ジャクソンは生きてる姿を拝ませてもらっただけでもアリガタヤ(^人^)という感じ。

聴衆の場面は、明らかに仕込みや別撮りが多そう。ファッショナブルな客についてはモデルや役者に頼んだのかしらん。夜の公演で踊っている場面もアヤシイ。それだったら演奏の映像をもっと入れてくれと言いたくなった。
ヨットの試合場面も中途半端な挿入だし、オシャレな映画を目指したのかね。

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2021年2月10日 (水)

「大貫妙子 Symphonic Concert 2020」

210210 会場:昭和女子大学人見記念講堂
2020年12月20日

フルオーケストラをバックに歌うのは4年ぶりである。(前回の感想はこちら
共演は、指揮は前回同様に千住明、そしてグランドフィルハーモニックトウキョウだった。

ター坊の曲をメドレーにした序曲から開始。ルグラン風の「グランプリ」はかなり人気の高さで大ウケであった。
しかも途中で坂本龍一がゲストとして登場である(聴衆盛り上がる)。なんでもニューヨークから来日して、自主隔離期間明けということだった。彼は「タンゴ」とアンコールで共演した。千住明は後輩ということで、やたらと恐縮していたもよう。

また、後半の冒頭は千住明の「還暦&音楽活動35周年特設コーナー」もあった。本来は独立した公演を予定していたらしいのだがコロナ禍のため中止、そこで今回のコンサートに間借りしたという。ドラマ版の『砂の器』のために作曲したピアノ協奏曲(抜粋)を若いソロピアニストが登場して演奏した。
ただ、聴衆の多くはクラシックのファンではないだろうから、熱演もちょっとモッタイナイ感じであった。

ター坊は海外での人気に加えアナログ盤再発など気運上昇中につき、かなりノッていた様子である。「ベジタブル」は新しいアレンジに変えていて意欲的だった。
それにしても、教授とトークしていると漫才みたいになっちゃうのは一体何なのよ(^^?

というように全体に盛りだくさんで、ゴージャスな響きを堪能した。
終演してから帰り道で「オーケストラすごい!シンセと違う❗」と大感動してた若い人がいて、やはり実物に遭遇するのは良いことだと思った。私も普段は古楽器アンサンブルをコソコソと聞いているぐらいなので、フルオーケストラを久し振りに聞くと圧倒される。
この日は2階席には人を入れてなかったようだが、U25に安く開放するなどしたら将来のファンを増やせるかも、なんて思ってしまった。

今回の座席は市松模様形式であった。感染を考えると安心度が高くなるのはいいが、広いホールにオーケストラ付きで、採算取れるのかしらん(◎_◎;)などと余計な心配をしたくなった。
入場が比較的スムーズだったのは検温しなかったからか。

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2021年1月20日 (水)

今さらながら2020年を振り返る

210120 ますます更新が遅れまくっている当ブログだが、なんとか振り返ってみる。もう「遅くって当たり前」な心持ちである。

【映画】
順不同。大体見た順かも。
コロナ禍のために映画もメジャーどころはほとんど公開延期となるか、直接配信になってしまうという状況でありますが、結局『テネット』は見てません(;^^)

『パラサイト 半地下の家族』:地上波TVで放映されちゃったのも怪挙。
『プリズン・サークル』:ドキュメンタリー枠。雑誌「世界」での連載を読むと撮影(と準備)は本当に大変だったもよう。だがその甲斐はあった✨
『エクストリーム・ジョブ』:何も考えずに楽しめるのが吉。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』:これも何も考えずに楽しめた。悪趣味なのが好き💓
『スキャンダル』:米国TV界の話なので分かりにくかったけど『ザ・ラウデスト・ボイス』を合わせて見ると、なるほどそういうことかと納得。
『ルーベ、嘆きの光』(『ダブル・サスペクツ』):年取ってくるとこういうのがしみてくるわい。
『透明人間』:女の透明人間だったらまず最初に何をするかね。
『幸せへのまわり道』:いろいろ語りたくなる映画。コワイけど。
『マーティン・エデン』:前年選んだ『未来を乗り換えた男』と同じ系統の作品。なので選んじゃいました~。

あと一本を絞れなかったので次点ということで。
『ハスラーズ』
『シチリアーノ 裏切りの美学』


★部門賞
*監督賞:ポン・ジュノ(『パラサイト』)
 今さらではありますが、アカデミー賞での「気くばり受賞スピーチ」も含めて評価。あと伝記(?)マンガまで出ちゃったし。
*男優賞:ルカ・マリネッリ(『マーティン・エデン』)
 このキャスティングなくしてこの映画なし⚡というぐらいのはまり具合。見た後に俳優の身体における表象ということをつらつらと考えてしまった。ということで……5枚組ブロマイド売ってちょうだいっ。
*女優賞:エリザベス・モス(『透明人間』)
*ベストカップル賞:マ・ドンソク&キム・ムヨル(『悪人伝』
*最優秀悪役賞:セバスチャン・コッホ(『ある画家の数奇な運命』
 なにげに舅の圧を感じさせるのがイヤ~。
*新人賞:ラジ・リ監督(『レ・ミゼラブル』
*スッピン賞:レア・セドゥ(『ルーベ、嘆きの光』)
*姐御賞:ジェニファー・ロペス(『ハスラーズ』)

*長いで賞:『ある画家の数奇な運命』
 189分。いやもちろん面白ければ短く感じるはずなんですけどね。
*トンデモ賞:『バクラウ』のUFO
 よくもこんなもん平然と出したものよ。あきれました(^◇^)
*最凶邦題賞:『幸せへのまわり道』
 事前の予想では『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が確実というのを覆して選出。今後しばらく経つとうっかり「幸せの回り道」で検索して、ヒットしなくなっちゃいそう。それと『しあわせへのまわり道』という映画も既にあるのだよ。

*ちゃぶ台ひっくり返し賞:『ルース・エドガー』
 この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解


★映画関係のトホホな出来事
その1-『コリーニ事件』を見る前も後もずーっと原作未読だと思い込んでいたのだが、本棚を整理したら原作本が出て来たのでビックリ(!o!) しかもちゃんと読んだ形跡があるのだ。だが未だに思い出せない。
その2-メジャーな娯楽映画が公開されないので、普段だったら絶対見ないであろうセルゲイ・ロズニツァ「群衆」三部作を完走してしまった。ちょっと寝ちゃったけど💤


【コンサート部門】
古楽系コンサート鑑賞は激減した。2019年は41件(ブログ記事にしたもの)だったが、2020年は10件のみ。しかもそのうち5件は1~2月に行ったものである。
とはいえ、演奏家の皆さんこそ大変でしょうが。その少ない中で選んでみると--
「時はたちどまり」
「ヘンデル リナルド」
「ルカ・マレンツィオ 四声のマドリガーレ」

あと厳密にはコンサートではないが
*METライブビューイング「ヘンデル アグリッピーナ」:いやー、これは本当に面白かった。話自体はどうしようもないのだが、見た後になぜか生きる活力が湧いてきた。スキップして帰った(^O^)/


【録音部門】
発売年に関係なくこの一年間に気に入ったものということで。
*「よく整えられたヴィオール合奏曲 第1巻」(ファンタズム)
*「ローマへの旅路」(リナルド・アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ)
*「夕べの音楽」(アンサンブル・ストラヴァガンツァ)
*「サント・コロンブと息子たち」(リチェルカール・コンソート)

*「アメリカン・スタンダード」(ジェイムス・テイラー)
*「フロム・ディス・プレイス」(パット・メセニー)
*「ハーモニー」(ビル・フリゼールほか)
*「Rated PG」(ピーター・ガブリエル)

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2020年1月13日 (月)

遅まきながら2019年を振り返る

200113a 今更ながらではあるが、一応やりました。
それにしても最近ますます記事を書くのに時間がかかってしまい(気力の問題)どうしようという感じですね。

【映画】
順序はなんとなく。完成度より好みで選んでおります。

『未来を乗り換えた男』
『あなたはまだ帰ってこない』
この二作、それぞれ裏表を成している。こういう構造の映画がつくづく好きなんだなあと自分で再認識した。
もし、今年の一作を選ぶとしたら『未来~』だろうけどそういうのに限ってロードショーをスルーしてしまい、DVDで見る羽目に……トホホ(=_=)

『ちいさな独裁者』
ほぼ全員悪人! 日本で同じような内容のものを作ったら「反日」とか「非国民」と言われるのは必至であろう。

『たちあがる女』
とにかく発想がすごい。力強いラストにも感動。

『誰もがそれを知っている』
スター俳優夫婦を迎えて甘口に、と見せかけてイヤ~ン味が5割増しになっていた。

『荒野にて』
俳優陣がみな味がある。最後に登場する人物が平凡な「普通の人」っぽいのがよかった。ハリウッド映画だとあそこにピカピカした外見の人を当ててしまうだろう。

『エンテベ空港の7日間』
『バハールの涙』
*『2人のローマ教皇』
*『家族を想うとき』
この4本の中からどれを選んでもいいかなと。

以下2本ドキュメンタリー枠。
『主戦場』
*『人生、ただいま修行中』

「トイ・ストーリー4」と「エンドゲーム」は感動的ではあるものの微妙であった。
TVシリーズでも面白いものが続々と登場。ただ、あまりに長すぎると『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ハウス・オブ・カード』みたいに終わりに近くなってガタガタになってしまうので難しい。

★部門賞
*監督賞:ロベルト・シュヴェンケ(『ちいさな独裁者』)
その根性が気に入った。
*男優賞:フランツ・ロゴフスキ(『未来を乗り換えた男』『希望の灯り』)
次点=マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』『TRUE DETECTIVE 猟奇犯罪捜査』)
*女優賞:メリッサ・マッカーシー(『ある女流作家の罪と罰』『パペット大捜査線』)
*ベストカップル賞:アンソニー・ホプキンス&ジョナサン・プライス(『2人のローマ教皇』)

*最優秀悪役賞:チョ・ウジン(『国家が破産する日』)
スクリーンに向かって物を投げたくなるほどの見事な悪役ぶり。
*最驚別人賞:ブノワ・マジメル(『あなたはまだ帰ってこない』)
事前に出演していると知らなければ、見ても分からなかった。
*最強恐怖症:『リンクル・イン・タイム』の巨大化したオプラ・ウィンフリー
そのままホワイトハウスに行って中の住人もろとも踏み潰して欲しかった。
 
*最凶邦題賞:『ビリーブ 未来への大逆転』
代案は「ルース・ベイダー・ギンズバーグここに登場 文句がある奴は六法全書かざしてかかって来やがれ」。2020年は既に『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に決定と言われている。
 
*ちゃぶ台ひっくり返し賞:『永遠の門 ゴッホの見た未来』
この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解です!
いや別に詰まらないとかではなく、見てて目が回って気分が悪くなったもんで……👀

★映画関係のトホホな出来事
その1-以前見た映画(しかも気に入らなかった)なのに、すっかり忘れてリバイバル上映見に行ってしまった。10分ぐらい見てから気付いた。
その2-シネマカリテと新宿武蔵野館を間違えて行ってしまい、ネット予約したのにチケットが出ないとスタッフのおにーさんに迷惑をかけてしまった(_ _)スマヌ
てっきり自分はもうボケてしまったかと落ち込んだが、十年以上前にもシネスイッチとシャンテシネ間違えて行ったことがあったので、これは性格だと気を取り直した💡

 【コンサート部門】
コンサートの感想も書くのが遅れ、さらに書かずに終わったものがあった。
「ヴァレア・サバドゥス&コンチェルト・ケルン」
「ルベルとルクレール」
「バルバラ・ストロッツィ 生誕400年記念コンサート」
「佐藤俊介とオランダ・バッハ協会管弦楽団」
「ソフィオ・アルモニコが綴る 爛熟のイタリア」
「ガブリエーリとシュッツ 神聖なる響きの大伽藍」
「ヘンデル リナルド」(北とぴあ国際音楽祭2019)

★コンサート関係でオドロキ(!o!)な出来事
その1-風と共に楽譜が飛びぬ事件
その2-ヴァレア・サバドゥス譜面台ずり下がり事件


【録音部門】200113b
2019年に日本で流通したものから。新譜ばかりを聴いてるわけではないので、数が少ない。
*「パリ・アルバム 初期フランスのトリオ・ソナタ集」(ヨハネス・プラムゾーラー&アンサンブル・ディドロ)
プラムゾーラー、少し前に来日したんだよね。他のコンサートとかぶって行けなかったのだが……行けばよかった💧
*ブクステフーデ、テレマン、バッハ「新たに生まれし嬰児 クリスマス・カンタータ集」(シギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンド)

*"HERE IF YOU LISTEN"(デビッド・クロスビー)
*「JONI75~ジョニ・ミッチェル・バースデイ・セレブレーション」

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