古楽(2025年~の記事)

2026年4月 1日 (水)

聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2026年4月編

個人の好みで東京周辺開催のものから適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。
小さな会場は完売の可能性あり。ご注意ください。

*3日(金)・4日(土)バッハ マタイ受難曲(バッハ・コレギウム・ジャパン):サントリーホール
*4日(土)アンナ・プロハスカ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ:トッパンホール
*6日(月)遥かなるブリテンの調べ イギリス音楽二百年(ムジカ・レセルヴァータ):今井館聖書講堂
*8日(水)東京・春・音楽祭「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」展記念コンサート5 峰村茜:東京都美術館講堂
*9日(木)東京・春・音楽祭ミュージアム・コンサート ダウランド没後400年に寄せて(波多野睦美ほか):国立科学博物館日本館2階講堂
*12日(日)フィッリは天を仰ぎ フィレンツェの大詩人リヌッチーニの詩と音楽(井上美鈴ほか):横浜市戸塚区民文化センターさくらプラザリハーサル室
*17日(金)ペルティ 受難オラトリオ イエスの聖墓(小野綾子ほか):日本福音ルーテル東京教会
*19日(日)コレッリ ヴァイオリンとヴィオローネもしくはチェンバロのためのソナタ作品5全曲演奏会 後編(鷲見明香ほか):今井館聖書講堂
*24日(金)バンキエーリ 邸宅での愉しみ 魅惑のプリマ・プラッティカ(小野綾子ほか):日本福音ルーテル東京教会
*  〃   ダンスと音楽でおくる夏の夜の夢 ヘンリー・パーセル 妖精の女王(波多野睦美ほか):ムジカーザ
*25日(土)コンセールによるゴルトベルク協奏曲リリースコンサート(ジュゴンボーイズほか):番町教会礼拝堂
*  〃   3rdアルバムCDリリース記念 ヴィオラ・ダ・ガンバリサイタル 17世紀のヴィオラ・ダ・ガンバ音楽(小池香織&曽根田駿):今井館聖書講堂
*  〃   東京カンタータ・コレギウム第11回演奏会 新たにソプラノ・朴瑛実を迎え、ヘ長調ミサとカンタータ、モテットを歌う: 光が丘IMAホール
*27日(月)Sorrow stay 悲しみよとどまれ 没後400年ジョン・ダウランド作品集(アルモニア・グラーヴェ・エ・ソアーヴェ):南青山マンダラ

NHK-BS「クラシック倶楽部」、月末は古楽ウィークのもよう。

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2026年3月 7日 (土)

「大塚直哉レクチャー・コンサート第13回 音の建築 インヴェンションとシンフォニア」:時間を描き音を建てる

260307 出演:大塚直哉、中山英之
会場:彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
2026年2月8日

半年前の前回は最高気温36℃の日だったわけだが今回は一転、雪が降った直後で寒さに震えあがりながら行く破目になった。
この日は建築家の中山英之をゲストに、建築とバッハについてということだった。取り上げる作品は前半インヴェンション、後半シンフォニアである。なおどうして「シンフォニア」と名付けたのかは不明だそうだ。

トークタイムではバッハは年齢ごとにどんな建築の中で演奏し、そして家で暮らしてきたのかということを図版で紹介。
ゲストの中山氏については知らなかったが、曲線を使った建築でホールや図書館から個人住宅まで設計したとのこと。東京近辺の映画ファンならご存じ「ル・シネマ 渋谷宮下」のロビー設計も担当したそうな。
音楽と建築の共通事項とは何かとか、図面を書くということは時間を描くこと、バッハは建築の断面図的思考を持っているといった話などは音楽家とは全く異なった見方で興味深かった。


次回は7月……またも酷暑か~🌞
4月と10月、あたりに設定し直してもらえませんかね(^o^;)

260307b

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2026年3月 1日 (日)

聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2026年3月編

個人の好みで東京周辺開催のものから適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。
小さな会場は完売の可能性あり。ご注意ください。

*4日(水)・5日(木)ベルリン古楽アカデミー:トッパンホール
*7日(土)イタリア古楽花伝7 辻文栄チェンバロリサイタル 伊太利節:今井聖書館講堂
*8日(日)リュート・デュオで奏でるダウランドの世界(ルネ・ジェニス=フォルジャ&佐藤亜紀子):カトリック山手教会 ♪21日に東京公演あり
*13日(金)・15日(日)二つの受難曲 ゲジウスの「マタイ」と「ヨハネ」(ベアータ・ムジカ・トキエンシス):番町教会・東京中央教会 ♪開演前レクチャーあり
*14日(土)カウンターテナーの饗宴(青木洋也ほか):聖ヶ丘教会礼拝堂
*15日(日)ヴァイマール時代のカンタータ2(プロムジカ使節団):トッパンホール
*20日(金)大塚直哉が誘うバロックの世界5 コンチェルトとソナタ:横浜みなとみらいホール小ホール
*22日(日)松本記念音楽迎賓館で聴く ルソン・ド・テネブル(村上雅英ほか)
*25日(水)ジャン・ロンドー チェンバロ・リサイタル:東京文化会館小ホール ♪28日に三鷹公演あり
*28日(土)洋館で親しむバロック音楽 17,18世紀 フランスの音楽(大山有里子ほか):横浜市イギリス館
*29日(日)イタリアの香り(向江昭雅ほか):マリーコンツェルト

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2026年1月31日 (土)

聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2026年2月編

個人の好みで東京周辺開催のものから適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。
小さな会場は完売の可能性あり。ご注意ください。

*3日(火)フランス フルート黎明期の音楽(アンサンブル・イレーヌ):榎の樹ホール
*5日(木)極夜を過ぎて 古楽器による立春の音楽会(ハルドール・ビャキ・アルナルソンほか):今井館聖書講堂
*7日(土)イギリスとドイツの音楽紀行(白井美穂ほか):今井館聖書講堂
*  〃  コラールカンタータ300年9(バッハ・コレギウム・ジャパン):調布市文化会館たづくりくすのきホール
*8日(日)大塚直哉レクチャー・コンサート 音の建築 インヴェンションとシンフォニア:彩の国さいたま劇場
*  〃  ロベルト・バルコーニ追悼演奏会(浅井愛ほか):今井館聖書講堂
*14日(土)ヴァレンタイン・サロン2026(本村睦幸ほか):スペース415
*  〃   オルフェウスの指先を追って 2つのハープと笛の対話(中島恵美ほか):東京都民教会礼拝堂
*18日(水)珠玉の古楽オーケストラ コンチェルトの夕べ1(本村睦幸ほか):品川区立文化センター音楽ホール
*22日(日)イタリア・バロック音楽の変遷45 イタリア・バロック 光と闇の物語 17世紀(太田光子&平井み帆):今井館聖書講堂
*23日(月)音楽の花束 チェンバロ、ソプラノ、ヴィオラ・ダ・ガンバで紡ぐコンサート(田中孝子ほか):今井館聖書講堂
*25日(水)大江戸バロック ボンポルティのインヴェンション作品10(桐山建志&大塚直哉):ムジカーザ
*27日(金)下持ちしか弾かん! 島根朋史ソロリサイタル2026:ユリホール

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2026年1月14日 (水)

今さらながら2025年を振り返る

260113 昨年の後半は体調悪く、遂には入院までしてしまい映画もコンサートも思うように行けず無念でありました。特にステージ系は壊滅的、美術展は歩いて見て回ること自体が無理という調子でした。
ブログの方も特に映画の感想が積み残し多数。さらにココログ記事の検索ができなくなってしまい、これでは使えんので移住するしかないですかね……💦


【映画】
大体見た順。大作話題作問題作はほとんど見てませーん(><)
名もなき者
ノー・アザー・ランド 故郷は他にない
FLOW:ネコチャ~ン✨
教皇選挙
サンダーボルツ*
罪人たち:「ロッキー・ロード~」の場面を思い出すとつい笑ってしまう。
カーテンコールの灯
入国審査:短い上映時間で小話的だけどラストの皮肉が効いている。
バトルシップ・アイランド:2017年作品が突然配信? こんなテーマでもエンタメ魂を忘れぬリュ・スンワン監督には敬服。日本人には厳しい内容だけどな。
ズートピア2:「3」は早く公開してほしい。

★部門賞
*監督賞
ライアン・クーグラー(『罪人たち』)

*俳優賞
ドリー・デ・レオン(『カーテンコールの灯』):ガサツなオバサンとジュリエットを違和感なく同時展開しているのに感心した。
ミア・ゴス(『MaXXXine マキシーン』『フランケンシュタイン』):どちらも作品自体は今イチだったのが残念。

*怪物賞
ドナルド・トランプ(『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』):『フランケンシュタイン』『ノスフェラトゥ』を含めた候補作品の怪物の中から、晴れて選ばれました🎊 コワイよ~。

*悪役賞
ジェレミー・ストロング(『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』)

*最凶邦題賞
『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』:長い・覚えにくい・紛らわしい💢 早速「世界で一番不幸なお針子の最悪な日」とか検索しちゃいましたよ。

*ちゃぶ台ひっくり返し賞《この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解です)》
『ブルータリスト』:カッコつけた休憩を入れるより、上映時間をもっと短くしろと言いたい。


【コンサート】
冒頭に書いた通り、一年の後半はほとんど行けず(泣)。
演目と演奏者はいいけど会場が行きにくいとか、演奏者が良くて会場も行きやすいけどどうもこの作曲家はなあ……などということも色々あり。
あっ、演奏者が気に入らねえ~というのはほとんどないですよ(^O^;)

「1690年代のローマ」(アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア)
ヘンデル「時と悟りの勝利」(ルネ・ヤーコプス&ビー・ロック・オーケストラ)
マドリガルコメディ「パルナソスの山巡り」(ラ・フォンテヴェルデ)
ヘンデル「ロデリンダ」(北とぴあ国際音楽祭)


【録音部門】
相変わらずCD沼から旧作を引き上げて聴いている毎日。なるべく新しめのものを選んでみる。
*「ロンドン1760~J.C.バッハ、アーベル&フレンズ」(ラ・レヴーズ)
*「フランスにおけるヴァイオリン協奏曲の始まり」(ヨハネス・プラムゾーラー&アンサンブル・ディドロ)
*「スモール・チェンジズ」(マイケ・キワヌーカ)
*「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ(ライヴ・レコーディングス 2003-2009)」(レディオヘッド)


【その他】
市原佐都子/Q「キティ」:結局ブログ記事には書かなかった。というか言語化が難しく書けなかった。演劇というよりもパフォーマンス味が強く、とにかく見てて脳ミソが震撼した。チケット入手しにくいのが難。


なお昨年一年間で一番アクセスが多かった記事はなぜか2020年の『【回顧レビュー】東京グランギニョル「ワルプルギス」』でした。

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2026年1月 2日 (金)

聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2026年1月編

個人の好みで東京周辺開催のものから適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。
小さな会場は完売の可能性あり。ご注意ください。
昨年はコンサートに行く回数が減ってしまいました。今年はどうなるかな?

*4日(日)レクチャー・コンサート~バッハ x 下持ち弓 バロック・ボウどっちで持つ?!(島根朋史&懸田貴嗣):今井館聖書講堂
*9日(金)モンテヴェルディ 聖母マリアの夕べの祈り(ラ・ヴォーチェ・オルフィカ):東京カテドラル聖マリア大聖堂
*12日(月)コペルニクスの足跡 16世紀イタリア・ポーランドの音楽(前田りり子ほか):スペース415
*15日(木)ビーバー ロザリオのソナタ全曲演奏会(杉田せつ子ほか):日本福音ルーテル東京教会 ♪抜粋公演、照明付き
*17日(土)ビーバー ロザリオのソナタ全曲演奏会(杉田せつ子ほか):大森復興教会 ♪全曲公演、照明なし
*18日(日)英国ルネサンスの至宝 チューダー王朝の宗教音楽(夏山美加恵ほか):千葉市美術館さや堂ホール
*20日(火)南青山MANDALA サロンと宮廷の音楽シリーズ パルドゥシュ・ド・ヴィオール 軽快な18世紀(阿部まりこほか):南青山MANDALA
*22日(木)幻想と現実の狭間で(パブロ・デヴィーゴ&上田朝子):ソフィアバロックザール高円寺
*23日(金)テレマン パリ四重奏曲全曲演奏会(AYAMEアンサンブル・バロック):日暮里サニーホールコンサートサロン
*25日(日)古のヨーロッパを旅して ソプラノと古楽器で描く物語(清水梢ほか):ベーリック・ホール(横浜)

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2025年12月30日 (火)

「木の器クリスマスコンサート」:いつか当たるかプレゼント

演奏:櫻井愛子、宇治川朝政、福間彩
会場:日暮里サニーホールコンサートサロン
2025年12月23日

私にとって今年最後のコンサートである。
ソプラノの櫻井愛子をゲストに迎えてヘンデルとテレマン中心のプログラム。後半にクリスマス関連の曲を配して、華やかなカンタータと器楽曲が繰り広げられた。アンコールは「メサイア」から。
テレマンのリコーダーソナタの超が付くような技巧的な曲を、宇治川氏が気合を入れて演奏したのが印象に残った。

その後は、恒例のサンタが登場してくじの抽選によるプレゼントコーナーがあった。最後に全員で「きよしこの夜」を歌って終了。
こじんまりとしつつも親しみのあるコンサートだった。また来年もよろしく(^O^)/

それにしても折角プレゼント当たったのにいなかった人はどうしたんでしょうか。やはり帰っちゃったのかな?

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2025年12月12日 (金)

ヘンデル「ロデリンダ」:フルートに涙す

251212 北とぴあ国際音楽祭2025
演出:小野寺修二
演奏:寺神戸亮&レ・ボレアード
会場:北とぴあさくらホール
2025年11月30日

昨年は守備範囲外のモーツァルトだったのでパスした北とぴあのオペラシリーズであったが、今年はヘンデルということで期待大で会場へ向かう。

演奏会形式で舞台奥に弦楽器と通底の奏者が並び、上手に赤じゅうたんの花道が伸びている。さらに右側に管楽器コーナーが設置されて途中で演奏者が出てきたり引っ込んだりした(忙しい)。

タイトルロールの王妃ロベルタ・マメリは予想以上にハマリ役だった。最初からゆるぎなし。失踪中の王様クリント・ファン・デア・リンデは、登場時はいま一つ冴えなかったが途中からどんどん調子を上げた。この二人の二重唱はまさに熱唱🔥であった。
改心する悪役のニコラス・スコットは靴下だけ赤いのが目を引き(なんのこっちゃ)、その家臣の中嶋俊晴は謎の髪型で神出鬼没。横からお家乗っ取りを企む大山大輔は新宿裏町のやさぐれ刑事ぽく、王の妹役輿石まりあはちょっと高慢が入った誇り高いお嬢様風であった。

オーケストラもそこまでやるかの盛り上げぶりだった。ガシガシと怒涛のように奏られ押し寄せる弦。ヘンデル先生、泣かせのツボを押さえまくりです。曲によっては思わずもらい泣きしそうになったり(;^_^A 特に一曲、前田りり子が吹いたフルートのソロは悲しく寂しく観客席にしみわたった。

二人のダンサーの使い方は面白かったけど中途半端なところがあって、どうせなら照明をもっとよく当てたら?と思う場面があった。影絵も何をしているのか不明なところがあり。

聴衆の反応は上々だった。私はコンサート用のメガネを忘れてしまい残念無念だった。仕方なく代わりにオペラグラス構えてしっかり見たけどな。
今年はBCJも「ロデリンダ」やったんだよね。そっちも見てみたかった。
同じ年に同じ演目が重なるっていうのはなんなんだ(?_?)と思ったけど、初演300年の記念イヤーだったのか。
来年はまたモーツァルトとのことで再び守備範囲外で残念である。


過去にMETライブで見た時の感想を貼っておく。もう十年以上も経っている。
この時のウヌルフォは「弟分」ぽかったから問題なかったけど、今回は他は2組のカップルができて、一人だけ余っちゃった感の寂しさがあったな。
なお、ベルタリードがしょうもない男だという感想は今回も変わらなかった。

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2025年11月29日 (土)

聴かずに死ねるか! 古楽コンサート2025年12月編

個人の好みで東京周辺開催のものから適当に選んでリストアップしたものです(^^ゞ
事前に必ず実施を確認してください。ライブ配信は入っていません。
小さな会場は完売の可能性あり。ご注意ください。

*6日(土)パレストリーナ生誕500年を記念して(上杉清仁&カント・ダ・ベーレ):千葉市美術館さや堂ホール ♪入場無料
*7日(日)リコーダーと光 ロンドンを彩った旋律たち ボノンチーニ&サンマルティーニ(細岡ゆきほか):今井館聖書講堂
*8日(月)「バロックの真珠たち」室内楽団:トッパンホール
*11日(木)カルミナ・ブラーナ(アントネッロ):横浜みなとみらいホール小ホール
*13日(土)・14日(日)ロバのクリスマス(ロバの音楽座):ロバハウス ♪これ以降も公演あり
*17日(水)夜の帳に舞う鳥たちは(アンサンブルとりぼわ):日本ホーリネス教団東京中央教会
*20日(土)フランスバロック音楽の栄華2 パリで活躍した音楽家たち(白井美穂ほか):今井館聖書講堂
*21日(日)渡邊順生チェンバロ音楽シリーズ5 バッハ ゴルトベルク変奏曲:今井館聖書講堂
*  〃   奇妙なマザーグースの話(波多野睦美&西山まりえ):横浜市戸塚区民文化センターさくらプラザ
*23日(火)木の器クリスマスコンサート2025(櫻井愛子ほか):日暮里サニーホール
*26日(金)アレッサンドロ・スカルラッティ没後300年記念演奏会1 世俗作品(日本イタリア古楽協会):五反田文化センター音楽ホール
*27日(土)2本のバロック・フルートとクラヴサンのバロック音楽 18世紀のパリ散歩(有田正広ほか):松本記念音楽迎賓館
*28日(日)中世ヨーロッパとアラブの邂逅8(ジョングルール・ボン・ミュジシャン):ボイラー室(西荻窪)
*29日(月)アーベントムジーク2025 ブクステフーデ 我らがイエスの四肢(渡辺祐介ほか):日本キリスト教団東中野教会

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2025年11月 7日 (金)

マドリガルコメディ「パルナソスの山巡り」:イタリア方言事情

251107 作:オラツィオ・ヴエッキ
演奏:ラ・フォンテヴェルデ
会場:ハクジュホール
2025年10月31日

最近、コンサートというと雨に降られているような気がする。この日も大雨であった。そういえば、前回ハクジュホールに来た時も雨だった。

前半20分は松本直美による詳しい解説で開始、後半の1時間が実演というものだった。
そもマドリガルコメディとは何かというと、伝統的な即興喜劇コメディア・デラルテを題材に作曲し声楽アンサンブルで構成したものということでいいのかな。歌手による台詞もあり。

ストーリーはあってなきが如し。娼婦や若い娘に熱を上げる老人や恋人同士の行き違いなど他愛のないもので、時折非常に美しいマドリガルで歌われるが歌詞の内容はバカバカしくてあきれるほどだ。
ラ・フォンテヴェルデの面々はそんな曲の数々を達者に歌って演じていた。テノールの谷口洋介は口上役としても活躍。鍵盤の上尾直毅は今回はなんと4種類の楽器を演奏していた。次回もさらなる挑戦を期待したい。

笑いのツボはイタリア各地の方言が飛び交い、人物同士が何を言ってるのか互いに通じない所にあるという。それを日本の方言を使ってうまく字幕に訳していた。
マルコ・ベロッキオの映画『シチリアーノ 裏切りの美学』では裁判で被告のマフィアの訛りがあまりにひどくて裁判官も検事も誰も理解できないため、公判が中断してしまうという場面があった。(実話らしい)
恐るべし🆘イタリアの方言である。

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