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2011年11月13日 (日)

どうなる?朝日ニュースター

J-CASTニュースの「来年3月でスタッフ全員解雇 「朝日ニュースター」事実上消滅」という記事には驚いた。テレ朝に譲渡という話は聞いていたが、「消滅」状態にまでなりそうとは……

朝日ニュースターはケーブルテレビでよく見ている。特に「ニュースの深層の」火・水・木曜や「愛川欽也パックイン・ジャーナル」、「デモクラシーNOW!」、地方局が制作したドキュメンタリー「テレメンタリー2011」。
それに最近は「ネット発市民チャンネルContAct」も見るようになった。先日「関西クィア映画祭」の代表者のインタビューをやってたが非常に面白かった。
また「デモクラシーNOW!」では、日本で著書が訳出されるよりはるか以前に、ナオミ・クラインご本人が登場して「ショック・ドクトリン」(←まさに今の日本の状況が当てはまる)を解説してくれたりした。

こういう番組が生き残れる……とは残念ながら思えにくい。ガックリ_| ̄|○である。

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2011年10月27日 (木)

人類の退廃

「「生き証人」が語る真実の記録と教訓~大震災で「生と死」を見つめて」第9回

このシリーズはしばらく前からずっと読んでいる。しかし、この回は非常に衝撃を受けた。
前半の救助犬の話も極めてヘヴィな話であるが、後半はもっと……(> <,)ウウウ これはひど過ぎる。
このような状態を起こさしめ、それが今も続き、放置されている状況とはまさに退廃としか言いようがない。

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2011年10月 2日 (日)

厳しい言葉


事故で故郷を追われた人たちが将来のあてもない状態に置かれ、行政機能も根底から壊れたまま放置され、このように人に冷たく、かつ無能な国に原発をもつべくではなく、その資格などはないと考えるに到った。(茨城県東海村村長 JCO臨界事故12周年の臨時朝礼にて 9月30日)

これはキビシイですねー
元ネタはこの記事など。

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2011年9月19日 (月)

汚染地図

「放射能汚染地図」四訂版が出ていたんですね。
《早川由紀夫の火山ブログ》をどうぞ。
地図をクリックすると拡大します。
自分とこのご近所を確認すべし。

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2011年9月11日 (日)

真相・藪の中--には蛇がウヨウヨ?

問題発言で経産相が辞任してしまいましたが、こちらの記事を読むとそう単純な話ではないようで……。

「鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて」

新聞の記事ではこうですね。

「鉢呂経産相:8日夜の報道陣とのやりとり」


Q (福島第1原発の)視察どうでした?

A やっぱり、ひどいと感じた。(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ。いろいろ回ったけど、除染をしないと始まらないな。除染をしっかりしないといけないと思った。

--なのでありますが、各新聞の記事により内容がまちまち。
で、本当はこうだったというのが、ネット上に流れております。


記者「大臣(作業服)着替えてないんですか」

大臣「今福島から戻ったばかりだ、そんな暇ないよ」

記者「じゃ福島の放射能ついたままですか」

大臣やや怒って、一歩近づいて「それがどうした? 放射能つけてやろうか?」

これは出典不明なので、本当なのかどう分かりませんので、そこんところは要注意ではあります
しかし、こりゃ言ってることは同じようでも文脈は全然違~う(!o!)

果たして真実はいかに 藪をつつけば毒ヘビが飛び出して来ますかね(-_-メ)

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2011年7月21日 (木)

自殺……?

「中村とうようさん自殺か=音楽評論家、8階から飛び降り」

な、なんだって~~(>O<)
今月発売なったばかりの「ミュージック・マガジン」誌のコラムでは全くそんな気配もない。
ただ、ムサ美に自分のコレクションを寄贈(委託?)したっていうのが、身辺整理だったのか--なんて、思わなくもないが。

MM誌関連で言えば、今野雄二も……(~_~;)
これがサブカルチャーを背負ってきた人たちの結論の付け方かね

とにかくご冥福を祈るしかないですな

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2011年7月 9日 (土)

サウンドデモより選挙か

「「感動的演説」のもと脱原発法案が可決したドイツで、「日本の高円寺デモは政治的圧力にならない」とクールに切り捨てられた理由」より

「しかし、日本のこのデモは政治的圧力になり得ない。なぜなら、この若者の大半は選挙に行かないからだ」

ドイツ人キビシイすね。
まあ、今の政治に不満があるならとにかく選挙に行って、「再選確実」のようなパターンの時もとにかく他の候補に投票するのが肝心(^^)b 支持率減らすだけでも意味があるそうな。
 なお、白票はカウントされないので止めるべしである。

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2011年4月29日 (金)

始まったと知った時には終わっていた

朝日ニュースターの「ニュースの深層」でまたまた地上波(及び大手メディア)には出ない内容が放送されました。火曜日(4/26)の「福島原発事故対応で足りない事は?」で、「福島原発事故についての緊急建言」(←これ自体もほとんど報道されなかったもよう)を出した16人の専門家(元々は推進する側の立場だった)の一人である田中俊一(前原子力委員会委員長代理、元日本原子力学会会長)がゲストだった。

テーマのタイトルとは若干違って、半分以上は事故のこれまでの過程を検証したもの。後半が東電が発表した工程表を検討し、実際は最終的に収束させるのにどれぐらいの年月がかかるか予測というもの。
これからまだ再放送があるのと、多分動画サイトに上げられているはずなので興味のある人はご覧下せえ。

以下に内容を少し紹介します。ネットや雑誌などで細切れには知っていたが、やはり驚いたのは事故の過程です。(シロートの要約なので間違いあるかも)

*地震当日11日夜の段階で炉心(燃料棒)の溶融が始まりつつあった。

*11日に対策統合本部が作られていなければならなかったが、実際にできたのは16日だった(首相が東電に怒鳴り込んだという頃)。また原子力災害対策特別措置法というので対策本部が情報を一元化して統合しなければならないと決まっているのに、記者会見が一本化されたのはその1か月後、つい先日である。

*11日から13日にかけて事態は悪化、対策本部ができた時点では打つ手はもはやなかった。その間、政府は「問題ない」「安全だ」と繰り返していた。

*海水を注入すると廃炉になってしまうということで、ようやく12日の夜に注水されたが、燃料棒が溶けている段階で既に廃炉は決定的。海水云々は関係ない。

というわけで、こちらが「心配だー」などと言っていた頃には全てが終わっていたという訳であります。
で、雑誌「アエラ」が「放射能がくる」と表紙に大々的に乗せて顰蹙をかった時には、実際にきていた、と。
過去に嘘をついていたのだから、現在も本当のことを言っているか怪しまれても仕方ないということですかね。

不可解な言い換えについて
*「水素爆発」を「水蒸気爆発」と最初言っていたが、こんな用語はない。
*「炉心溶融」=「メルトダウン」である。官房長官は燃料がすべて溶けて落ちたらメルトダウンだと言い未だに認めていないが、こんなことは聞いたことがない。スリーマイル島の事故でメルトダウンが起こったが、後年に中を開けて調べると溶けていたのは半分だった。「全部溶けたら云々」というのは近くにいる「専門家」が誤ったことを教えているのではないか。


【関連リンク】
「地に落ちた安全神話」

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2011年4月20日 (水)

過ちは繰り返しますから

既に十数年前に現在の災厄を警告していた地震学者の石橋克彦の仏ル・モンド紙によるインタビューが紹介されている。

『「高リスクの原発を即停止すべき」石橋神戸大名誉教授インタビュー』

読んでいささか衝撃的だったのは以下の部分である。
「私にとって福島原発事故は1945年の敗戦のような歴史的な出来事です。日本人は危険性を過小評価しながら原子力に賭け、そして負けたのです。」

とすれば、今回の原発災害は偶発的といったものでなく、日本社会の構造が生み出したものだということになる。それは戦前も戦後も決して変わらなかったのだ。

従って、政府や東電が「大本営」であるのも、「自粛」などの言説が「欲しがりません勝つまでは」「ぜいたくは敵だ」と同一メンタリティなのもまた当然なのである。

だが「国破れて山河あり」というものの、その山河が汚染されたらねえ……

原子力の安全性は小学校の教材に載せられ授業で教えられているそうだが、またもや「墨塗り」をするのであろうか。

【関連リンク】
「原発震災 破滅を避けるために」

《現代ビジネス 経済の死角》より

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2011年4月16日 (土)

他所の知事の話だが

原発がホニャララしている最中だというのに、原発推進を公言した人が知事に再選されたのを「2011年東京都知事選挙。誰が誰に投票したのか調べてみた」で検証していますよ。

以前に、選挙で最も年代別&性別で最も投票率が高く、かつ極めて保守的であるというのが、70歳代以上の女性だと聞いたことがあるが、ここでもまたその通りだったようです。(この統計には性別は出ていないが)
驚くのは70歳代以上でイシハラに投票した人数が、20歳代の全投票数合わせたよりも多いということ。こりゃビックリ(!o!)であります。
やはり投票率が上がらないとどうしようもないですね。

ところで、白票を投じるのが意味があるというのと、意味がないという両方の意見があるけどどうなのかね。私は無効票だから無意味だと思ったんだけど……酒飲んでて友人と言い合いになってしまったのよ(*_*;

【追記】
「都知事選 石原氏当選もその裏に「白票系男子」」で白票についての話題が取り上げられています。
しかし、白票を多く投じたのが果たして若い世代なのか、そしてそもそも「男子」なのか--統計的な根拠はあるんでしょうか?

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