書籍・雑誌

2025年1月 5日 (日)

「エイレングラフ弁護士の事件簿」

250105 著者:ローレンス・ブロック(田村義進 訳)
文春文庫2024年

弁護士の看板を掲げながら法廷には立ったことない男……いや正確に言えば、その男が扱うといつも裁判が開かれる前に事件はカタが付き依頼人が無罪放免になってしまうのである。
そんな事件が12件、約40年に渡りその「事件簿」に書き足されてきた。

中には自分が犯人なのを認めている者にさえ彼は「あなたは無罪です」と断言し、「無罪にならなかったら依頼料は不要」とさえ告げて、いつの間にか釈放に至ってしまうのだ。摩訶不思議とはこのことか。
しかし彼は金の取り立てには厳しい。いわゆる成功報酬というヤツである。彼の手腕を認めず金額の大きさゆえケチろうとするならば、また牢獄に逆戻りしてもおかしくない。

詩を愛し、頭のてっぺんからつま先まで徹底した洒落者のこの男は、カネはかかるが最強(恐?)弁護士として認めなければなるまい。

昨年末の各種ミステリベストテンにランクされた本書、ブロックの短編の名手ぶりがいかんなく発揮されている一冊だ。

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2024年10月15日 (火)

「復活の歩み リンカーン弁護士」上・下

241015 著者:マイクル・コナリー(古沢嘉通 訳)
講談社文庫2024年

リンカーン弁護士シリーズもはや7作目である。
刑事ボッシュシリーズの方は遂に終了し、そのまま主人公も永久消滅か(T^T)とファンを涙目にさせたたあの日から一年経った。しかし、なんと彼は異母弟のリンカーン弁護士の新作で復活しているじゃありませんかっ。

前回の事件の絡みでハラーの下には冤罪事件の依頼が殺到、ボッシュは取り上げるかどうか検討する調査をもっぱら担当することになる。警察に所属していた頃は使えていたツールが使えず四苦八苦。ボッシュの章は三人称、ハラーの章は一人称で交互に描かれる。
選ばれたのは夫を殺害したとされる妻の事件。既に事件の裁定は受け入れて服役中なので、再審ではなく人身保護を請求するという仕組みである。素人にはなかなか難しい。

腐敗した警官、金もうけ第一のチンピラ弁護士……冤罪が起こった闇が明らかになると共に、裁判の方も山あり谷ありの展開。その手際は相変わらず見事である。
なによりもファンにとっては、ハラーの車の運転席にボッシュが座っているということ自体が嬉しいのであった。

ただ、聖書を踏まえた書名の邦題はもう少し何とかしてほしかった。いくらなんでもそのまんま過ぎだろう。
なお米国では既に出ているコナリーの次作は女性刑事バラードのシリーズらしい。これまた楽しみで待ちきれない~(#^.^#)

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2024年4月27日 (土)

「奏で手のヌフレツン」

240427 著者:酉島伝法
河出書房新社2023年

この作者の本は以前『皆勤の徒』(短編集)を読んだが、タイトル作は非常に読みにくい作品だった。そのせいか結局感想を書けずに終わった。
本作はそれに次ぐくらいに読み進めにくい長編である。

恐らくは、閉ざされた球体の内側の表面(裏面?)に築かれた世界に人々が暮らしている。
その中のとある家族の年代記--といっても単為生殖し苦痛を教義として信仰する生命体なのだ。外見は細かくはどのようなものか分からない。一応、人類と同じようではある。

その球体には五つの町がある。5個の太陽がめぐり、選ばれた人々の108本の脚によって支えられ宙を進んでいく。それをコントロールするのは音楽--らしいのだがこれまたどうなってるのか正直分からない。

読みにくいというのは、文中に使用されている形容の単語が三重ぐらいに表象を裏切っているからだ。それは脳内にイメージを直接築くのを妨げる。

例えば煩悩蟹(ぼんのうがに)、節苦(せっく)、爛蛋(らんたん)、焙音璃(ばいおんり=楽器)といった奇妙な名称があふれている。それだけでない。「彗星」とはこの世界で「馬」の役割を役割を果たす生物で、その外見は大きな甲虫でありロープを伝って上下移動もするのだ。
しかし読むとどうしても「彗星」のイメージが浮かんで邪魔されてしまう。

なぜこのような異様な世界になったのか。どうも過去に何か罪悪と災厄が起こったためらしいことが匂わされている。
そうなると生活がいかにかけ離れているようでも、もしかしたらこれは人類の一部が行き着いた未来の姿なのかもと疑ってしまう。

そんな中、終末の予兆が起こる……。これは一度破滅しかけた世界が再生へと向かう力業の物語である。

難点は一族の中で歴代の主人公となる者たちが性格の違いがなくて、みな同じように思えることだ。しかも登場人物みんな名前が4~6文字の似たような語感のカタカナになってて区別が付けられねえ~( ̄д ̄)
あ、でも単為生殖だからそれでいいのか(^O^;) でもきょうだいの違いはあるんだよねえ。

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2024年4月14日 (日)

「フキダシ論 マンガの声と身体」

240414 著者:細馬宏通
青土社2023年

「いろんな種類のフキダシが紹介されてる本だろう」と、気軽な本かと思って読み始めたら全く違っていた。マンガのフキダシがいかに読者の視覚を枠やコマを超えて導いていくかという考察なのだった。

コマ割りについてはこれまで色々と論じられてきて本も複数出ている。しかしそれとはまた異なるものだ。
一つのフキダシには話し手、その相手、語られる内容がおのおの存在する。しかもそれらが必ずしもコマ内に描かれているとは限らない。複雑に絡み合って紙面での展開を認知させていく。

よくよく考えるとそれを読み取るのはある種の能力である。マンガを読むことができないという人がいるのも納得だ。
三原順作品を分析した章があるが、フキダシと読み手の視線とさらには登場人物の視線が大胆に交錯しており目が回りそうだ。
翻って考えればマンガ家はそれだけ高度な作業を恐らくはほとんど無意識で行っている?ということだろうか。凡人には不可能なことである。

取り上げられているマンガは時代もジャンルも様々である。一番古いのは『のらくろ』だ。その中の一枚絵の分析には感心した。フキダシが時間と空間を構築する。

 

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2023年8月15日 (火)

「正義の弧」上・下

230815 著者:マイクル・コナリー
訳者:古沢嘉通
講談社文庫2023年

刑事ハリー・ボッシュシリーズ、ここ数作は若い女性刑事レネイ・バラードと「共演」へと舵を切ってきた。果たして警察ミステリーで主人公の代替わりとかあるのだろうか……などとヤキモキしていた。
しかも前作出た時から「次は衝撃的展開に」などという噂が巷で囁かれているではないか。「衝撃的」ったらそのなんだあれか?あれなのか(>O<)イヤーッと恐る恐る読み進めたら予想の一部は当たり、一部は外れた。

前作ではもう警官なんかやってらんね~💥とブチ切れたバラード刑事だったが、独自に未解決犯罪事件捜査を担当できることになり、ボッシュをボランティア扱いで担当班に引き込む。しかし猛犬老いたりとはいえ頑固は変わらず、リードを引きちぎってあらぬ方向へ行くので苦労は絶えないのであった。
他にもメンバーがいる上、資金確保のために各方面に宣伝アピールも欠かせず、中間管理職の大変さがひしひしと--って、捜査官としての才能の無駄遣いのような気がしなくもない。

その上、ボッシュの頑固爺ぶりも半端ではない。彼も昔は若手にはあれをこうやって教えようとか色々と工夫したり、捜査班のチーフになったりしてたんじゃなかったっけ❔(記憶うろ覚え)
そこら辺の主人公の老化現象も忌憚なく描かれている。

余談だけど未解決犯罪事件捜査って、現在では実際は地味~な作業が中心なように思えた。DNA再分析とか家系図調査とか……。TVドラマにもなっているものの、本当は劇的展開というのは少ないのかも。

訳者あとがきにもあるが、第1作が1992年。私もずーっとリアルタイムで読んできた。ハードボイルド・ヒーローが歳月と共に老いていく(&頑固者になっていく)過程を目の当たりにするという体験をしたことになる。
私も一緒に歳を取りました(+_+)ショボショボ
他の小説でそんなに長く読み続けたものはない。もっともマンガなら珍しくはないか。『ガラかめ』が最たるものだろう。

思い返せば、その当時は海外ミステリーブーム。シリーズ物がかなり多く出版されて書店の棚をにぎわしていたが、ブームが去ってすっかり読めなくなってしまった。本国で終了した作品もあると思うが、いつの間にか続きが日本で訳されなくなり消えてしまったという印象である。
そんな中で出版社が変わっても(初期は扶桑社から出ていた)継続して読めたのはありがたい✨の一言だ。
とはいえ第1作『ブラックハート』上巻が544円、本作上巻は920円。価格の上昇も無情である。

訳者あとがきによると次に予定されているのは「リンカーン弁護士」シリーズらしいが、バラード物の続きもぜひ頼む(-人-;) アマゾンでTVシリーズが始まるのならそれに合わせて一冊出してほしいところだ。


さて、小説の原題となっていて作中に登場する「デザート・スター」という花、写真を見たいと思って検索したらサボテンみたいなのが出てきて驚いた。作中の描写と全然違う。どうも日本語ではうまく検索できないようだ。……というか日本には存在してないのかな?
あとがきにある名称をアルファベットで入力したら出て来た
それともう一つ、重箱の隅つつきみたいだけど、邦題の「弧」は正義のことではなくて「宇宙」のことじゃないの❗❓(つまり宇宙が正義に向かって弧を描いていく)

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2023年2月13日 (月)

「ダーク・アワーズ」上・下

230213 著者:マイクル・コナリー
講談社文庫2022年

M・コナリーはLAを舞台にした警察小説を長年書いてきて、『レイトショー』(2017年)からは新しい主人公を登場させた。
そのハリウッド署で深夜シフト勤務するタフな女刑事バラードは、この時は単独出演(?)だった。続く作品の『素晴らしき世界』『鬼火』などで、お馴染みハリー・ボッシュと「共演」となる。内容も章のタイトルに二人の名前がそれぞれ付けられ、交互に視点を変えて同じ事件を追ってストーリーが進んでいく形式を取っている。

しかし今作は完全にバラード中心になっており、とっくに引退しているボッシュは脇役程度の扱いである。何か心配があった時に手伝ってくれるおじさんぽい(^^;ゞ
背景としてはBLM運動の余燼冷めやらぬ頃で、さらに終盤では議事堂襲撃事件が報じられるという時期だ。
BLMによって警官たちのやる気は消失、署内には無気力感と投げやりさが充満している。しかも暴動の警備費用が余計にかかるのに予算が減らされるというダブルパンチ👊 主人公もいつ警察を辞めようかなどと考える毎日だ。
--そんな警察の内部事情が冒頭に描かれる。

そこで複数の事件が起こり、そしてさらに過去の事件も絡み合っていく。そこで驚くのはバラードのやけっぱちともいうべき、事件への強引な食い込み方。正直そこまでやるかーっ❗❗と思ってしまった。もはや後のことなど何も考えていないようだ。辞職・転職が頭にチラついているとはいえ。
で、そんな彼女の周囲をボッシュが心配そうにウロウロしているという図である。

しかし最後の最後に至って驚きの展開が(!o!) さらに「訳者あとがき」には本国で出たばかりの次作が「その衝撃的な内容に、しばし茫然とした」とあってハラハラしちゃう。次はどうなるのか待つしかない。(待てないよ~💨)

ところで、下巻にボッシュについて「LAで最高齢の刑事なんですよ」(←もちろんウソ)というセリフあり。これって爆笑するところですよね(≧▽≦)彡☆バンバン

さて、ボッシュのシリーズはアマプラでドラマ・シリーズとなっている。昔の作品から近作までストーリーをうまく絡み合わせて展開。特におすすめは第2シーズンだ。汚職警官グループの話でラストに向かって三つ巴の銃撃戦、そして驚きの爆破シーンがあって大満足💯である。

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2023年1月15日 (日)

「「未熟さ」の系譜 宝塚からジャニーズまで」

230115 著者:周東美材
新潮社(新潮選書)2022

意外な視点から見た刺激的な日本近代音楽史である。
なぜ日本のポピュラー音楽では「未熟さ」が愛好され支持されるのか。レコード産業の誕生・発達と密接にかかわるこの流れを童謡、宝塚、ナベプロ、ジャニーズ、グループ・サウンズ、スター誕生に始まるオーディション番組……とたどっていく。

その共通点は、第一次大戦後に都市部を中心に形成された近代家族をターゲットにしていること。その茶の間では子どもの存在が大きく「子ども文化」が次々と消費される。そこは音楽ファンやマニアではなく「女・子ども」の世界である。
歌い手側は養成機関として「寄宿学校」形式を取り「卒業」を前提とする(「高校野球」との類似に注目せよ)。一方、人々は歌い手の未熟さを前提にした「成長」をメディアを通し見守り楽しむのだ。

それらは既存の音楽の枠組みを崩し、新たなメディアや産業構造を生み出していく起爆剤でもある。レコード、ラジオ、テレビ、楽譜、雑誌、大劇場……など。そして茶の間と音楽の関係を展開させていく。
そも、このようなシステムがなぜ出来上がったのか? その理由も解き明かされている。

大正~戦前の童謡、宝塚の形成については全く知らなかったので特に面白かった。そもそも童謡がそれほど人気があったというのが驚きだ。また「家庭音楽」(家庭団らんで楽しむためと喧伝された西洋音楽)という存在も初めて知った。
グループサウンズのメルヘンチックな歌詞は童謡の系譜を引き継いでいたというのは衝撃である。
宝塚が「未熟」というのは今の状況だと想像がつかないが、昔は「お嬢さん」として卒業退団したら家庭に入るというのが通常だったらしい。

当然、秋元康についての論考も読みたいところだが、頁数の関係だろうか、その時代へ行きつかずピンク・レディーで終わっている。残念である。

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2023年1月 4日 (水)

「この父ありて 娘たちの歳月」

230104 著者:梯久美子
文藝春秋2022年

偉大な父を持ち多大な影響を受けて意に従う、いわゆる「父の娘」案件というのがある。このタイトルからそれについての本かと思ったらそうではなくて、「書く」ことで広く名を知られた9人の女性とその父についてのノンフィクションであった。この娘にしてこんな父(と家族)がいたんだ❗❗という内容だ。

冒頭一人目は渡辺和子……ってそもそも誰よ(?_?)と思ったら『置かれた場所で咲きなさい』の人だった。
父親は二・二六事件で襲撃された陸軍の将官である。かなり地位の高い人物だ。自宅で深夜に軽機関銃で銃撃の上で殺害された。それを幼い頃に同じ部屋で寝ていて間近で目撃したのである。壮絶な体験ではないか。そういう背景のある人物とは全く知らなかった。

同時代に生きた詩人である石垣りんと茨木のり子の章が続いて掲載されているが、作品からは読み取れない対照的な生涯が興味深い。
そして、萩原葉子からラスト石牟礼道子の章の流れに至っては読んでてギャー😱と叫びたくなってしまった。あまりに重く苦しい。

父も様々、家庭も様々。そこは傷つく場なのか、再生する場なのか。グルグル回って傷つきながら生きていく女たちの姿が見える。

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2022年6月 3日 (金)

「プリズン・サークル」

220603 著者:坂上香
岩波書店2022年

著者は犯罪者の更生プログラムを描く『ライファーズ』、元受刑者が参加するプロジェクトのドキュメンタリー『トークバック 沈黙を破る女たち』を作って来た監督である。
最新作の『プリズン・サークル』では日本の刑務所で唯一行われている犯罪者更生プログラムを取材した。これはその書籍版だ。雑誌「世界」に連載したものをさらに加筆している。

取材に至った経緯、行われたプログラムの詳細な内容、映画では入れられなかった個人の背景やその後、さらに他の研修生のエピソード、取材の困難さ(色々とあったらしい)も描かれている。
「映画」後の状況については、現在は当時のスタッフが去ってプログラムも縮小されてしまったそうな。ショックである(!o!) 残念の一言だ。

以前とある研究者がこの映画について「性犯罪者に対しても同じようなスタンスが取れるのか」とやや批判的な意見を述べていた。ここでは、映画に登場しなかった性犯罪者たちについても一章割かれている。(なぜ映画には登場させなかったか理由もあり)

また、エピローグの著者の「告白」には驚いた。表現者と現実との相克というようなものを感じた。生きることはつらい……などと思ってしまった。

この本を読めば映画のシーンが頭に浮かびあがると同時に、また別の情景が見える。小説と映像化の関係だけでなく、ノンフィクションにおいても文章には文章、映像には映像なりに描けるものがそれぞれに存在するのだと実感した。
映画を見てない人、見た人の双方にオススメである。

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2022年3月19日 (土)

「巨大映画館の記憶」

著者:青木圭一郎
ワイズ出版2021年
https://www.honyaclub.com/shop/g/g20475818/

新聞書評欄で短く紹介されたのを見かけたのだが、たまたま検索したら意外にも地元の図書館に入っていた。それでとりあえず借りてみた。

東京にかつてあった巨大映画館をもれなく詳しく紹介。歴史・変遷から写真、座席表まで載っている。全体の半分以上のページを主要劇場の全上映作品リスト(もちろん戦前から)が占めているということで、読むというより資料としての要素が高い。
映画自体の研究だけでなく、昭和時代を舞台に小説とかシナリオ書く人にも役立ちそうな内容だ。

戦前は芝居・音楽の実演と映画上映を並行してやっていたのが普通だったらしい。二千席以上の劇場も珍しくなく館数も多かったが、現在ではゼロになってしまった💨
新宿コマ劇場も昔は映画をやっていたと初めて知った。

専門家でもない私は単純に昔行った映画館をチェックしてみた。よく行ったのはやはり新宿プラザやミラノ座あたりかな。
ミラノ座一日最大入場者数は1986年『ロッキー4』の22323人だって(◎_◎;) 当時の座席数1500弱だから立ち見を入れてギュウギュウだったはずだ。新宿プラザは『スター・ウォーズ』のえぴ4~6ロードショーでは必ず行った。

というわけで、資料としての用途以外は昔を懐かしむ映画ファン向けだろう。著者は5年ぐらい前に東京の名画座についての本を出している。

大昔、ケン・ラッセル『アルタード・ステーツ』のロードショーを日比谷(多分)の大映画館で見た時、恐ろしいほどの不入りだった。外は連休で人が大勢さざめき歩いているのに館内はニ、三十人しかいなくて冷気が漂っていた💦のを記憶している。

それがどの映画館だったか確認したくて、当該年月日の上映作品リストを眺めたのだが出ていない。他の地区のリストも探したがそもそも『アルタード~』自体見つからないのだ。
もしかして闇歴史として葬られたかしらん(^^?

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